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やさしいセカイのつくりかた [ハートフル]


やさしいセカイのつくりかた 1 (電撃コミックス)

やさしいセカイのつくりかた 1 (電撃コミックス)

  • 作者: 竹葉 久美子
  • 出版社/メーカー: アスキー・メディアワークス
  • 発売日: 2011/01/27
  • メディア: コミック


けど先生 誰かが気付いてくれないと手を掴むことすらできないんですよ…

とかくこの世は金が要る
「ああ 憂鬱だ…」
飛び級して19にしてアメリカの大学院で手がけていた僕の研究は
不況のあおりを受けて出資者を喪い、遂に頓挫した。
久方ぶりにこうして日本に戻ってきたのは、バカンスなどではなく
あくまでも研究を継続する資金を得るため、仕事のためだった。
女子校の講師。
それが日本で偶然再会した、高校時代の恩師が用意した僕の新しいポストだった。
校門をくぐると周囲は女子ばかり。
僕は彼女達とあまり変わらない年齢ということもあって、容赦の無い好奇の目に晒されることになった。
(…覚悟を決めろ)
深呼吸をして、今日から自分が担任になる教室に足を踏み入れる。
そしてこの学校で、僕は武藤葵と草壁ハルカという二人の少女と出会うことになった…

電撃大王GENESISにて連載。
19の若き秀才先生が、女子校の講師になって…という、
出版社からして正直ギャルゲぽいかもと思いつつ、
落ち着いたトーンの表紙とタイトルに買って見た作品。
内容はやっぱりラブな方向へ向う感じですが、
主人公の朝永悠がどっしりと落ち着いたキャラクターなので、
浮ついた感じが無く、とても好印象なマンガでした。

前任者が女生徒に手を出して解雇になり、その後任としてやってきた悠。
しかし彼の担当するクラスには、ファッション誌の読モに選ばれるほどの美貌だが、
それがために例のハラスメントの被害を受けて、泣き寝入りするどころか
先生を失職に追いやったほど気の強い女の子・草壁ハルカと、
ハルカの友達で、悠が「自分と同じ」と言うほどの秀才だが、
それを周囲になぜかひた隠しにしている武藤葵の二人の女生徒に出会うことになります。

その才を恩師に見出され、アメリカの学校に転校して思う様勉強し、
自分のやりたかった研究に打ち込み、今は少し回り道をすることになってはいるけど
夢に向ってまい進している悠。
自分のしたいことに全力で取り組んできた彼は、納得のいかないことには
その論理的な頭脳でもって相手が誰であろうと意見することを躊躇しない。
一見クールに見える悠が、過去の心のトラウマで男性不信に陥っているハルカや、
詳細は不明だが、物理学に強い興味があるのに、なぜかその才能を封じ込めようとする
葵のために、手を差し伸べてくれる…熱血じゃないけどやたら頼もしい悠の教師っぷり、
そして不意に女生徒とぶつかって偶然ムネが押し付けられたりすれば赤面して
思わずその場から逃亡し、偶然ぱんつが見えると赤面してしどろもどろになる
少女マンガ的なピュアボーイっぷりが実に安心できる先生像です。

img773.jpg

先生の活躍で助けられたヒロインが、例によって先生に淡い恋心的なものを抱くのですが、
悠君の人格ゆえヘタなラブコメにならなさそうな雰囲気で、
じっくりと二人の女生徒の心の闇だとかにフォーカスしたドラマを期待できそうです。
そして話が少し重たくなりそうな二人に対して、彼女達の共通の友人のコミカルな性格が
漬けあわせ(?)となっていいバランスなんですよね。

突き抜けた面白さとか怒涛の盛り上がりとかは今のところ無いのですが、
二人のヒロインが悠君を好ましく思う過程が納得できる、丁寧な作品でしたよ。


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