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週刊石川雅之 [コメディ]


週刊 石川雅之 (モーニングKC)

週刊 石川雅之 (モーニングKC)

  • 作者: 石川 雅之
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2003/02/19
  • メディア: コミック


「こ…こんなんなっちゃった… ごめんね」

3年ぶりに東京から実家に帰ってきた「息子」が「娘」になっていた!?
父は腰を抜かし 怒り 母はおろおろするばかり
必死に説明する「息子」に 遂に父は観念したように黙考し…
やがて父は 「息子」に秘密にしていた話を語りだす―

「もやしもん」「純潔のマリア」の作者石川雅之氏の
初期の読みきり11話を収録した短編集です!

モーニングにて連載 全1巻

冒頭の第1週め (第○週め というカウントになります)
連載の決め手となった「彼女の告白」のオチが もうガツンときました
石川雅之氏の「もやしもん」などで見せる
笑いの間というかエッセンスがぎゅっと詰まってます

序盤でがっと掴んで話をころころころころ転がして
加速度をつけて 最後のページで ふっと外して落とす構成
言葉にすると平凡なものになってしまいますが
最後の1ページ前の引きと最後のオチのページがもう
こっちの予想をあざ笑うかのようにエレガントに裏をかいて笑わせられちゃうんですよ

img252.jpg
どれも面白いのですが1週目のほかに私が特に好きなエピソードをあげると
2週めの「仮面で踊ろう」 
最近帰りの遅い父の持ち物から ぽろりと出てきた仮面を巡って
妻・息子・祖母が ぐーるぐーるぐーるぐーる 父がこの仮面を使って
何をしているのか妄想するというお話し
最後は力技ですが その後の空気がすごくいいです

3週めの「自分を信じた男2」
店員にも 自動ドアにも 家族にすら気づかれない存在感の薄い男二人が
偶然ファミレスで出会い 「存在感を消す能力」を使って今まで知られず傷ついてきた
自分達が幸せを掴もうと盛り上がるお話し
最後には白昼の銀行で堂々と金を掠め取ってやろう とやってきた二人の運命は―!

5週めの「趣味の時間」
4週めがしっとりしたハートフルな短編だったので その反動でかやたらバカっぽいお話
偶然派遣のバイトで出会った4人の男性が 昼メシの会話で
「女性の魅力的な部分」について「胸」派と「脚」派に分かれて
アツく語り合うお話し その激論の行き着く先は…
ひたすら「こういうシチューションにぐっとくるんだよ!」
という語り口が実に軽妙で あっという間に引き込まれてしまいました

コメディばかりご紹介しましたが 最後の11週めあたりはとあるバス停を舞台に
計算されつくした舞台を見るようなドラマが展開され じいんとできるお話です
個人的にはまだご覧になっていない方はラッキーだと思います
必ずモトは取れると思いますのでお勧めします


石川雅之氏のHP → http://homepage2.nifty.com/mmmasayuki/
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