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う [コメディ]


う(1) (モーニングKC)

う(1) (モーニングKC)

  • 作者: ラズウェル 細木
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2011/06/23
  • メディア: コミック



呉服屋の若旦那・藤岡椒太郎がうなぎを美味しくいただくマンガ―
今回ご紹介するマンガはただそれだけの内容です。
ラズウェル細木さんというと、「酒のほそ道」というお酒と酒の肴になる
ちょいと渋めの食通マンガを長期連載されている方だけれど、
それにしてもうなぎ「だけ」って…(;´▽`A``
と、思ったら1巻に収録されたエピソードは実に29話。
ネタが非常に狭いのだから、もっと鰻にかまけてちっとも披露宴の打ち合わせに協力的でない
婚約者の真妃さんと椒太郎のすれ違いをメインに据えて、鰻が取り持つ縁的な
お話で引っ張ればいいものを、むしろ「所詮女にはわかるめぇ」とばかりに
実にあっさりと引っ込ませ、軽快に目の前の鰻に舌鼓を打つ。
そんな鰻の話で1回8ページを描ききるのです。
鰻好きここに極まれり。それでは世にも稀なる鰻マンガをご紹介いたしましょう。

モーニングにて連載。
たまにデパートで30%offくらいになった中国産の鰻を食べる。
鰻屋さんはおろか、スーパーで1000円を超える食材にはどうしても手が出せず、
鰻と言ったら鰻味のものが食べられればいーやくらいにこだわりの無い男、それが私です。
主人公は呉服屋の若旦那ということで…まあ「若旦那」といえば落語の噺では
放蕩息子の代名詞なわけですが、そのキャラクターにふさわしく、
父親からは昨今の呉服市場の低迷と、跡継ぎなのにちっとも仕事に身が入らない息子に
事あるごとに説教を垂れる。そして婚約者の真妃さんからも何かと間近に迫った披露宴の
準備に積極的ではない椒太郎に呆れ顔。…しかしそんなプレッシャーはとりあえず棚上げにして
毎回あちこちの店で鰻を堪能する姿が描かれます。
このご時勢一食2000~3000円する鰻重を食べまくる、その羨ましい身分はともかくとしても
一日三度鰻を食べても平気というくらいの鰻好き。
29話一気に読むとこっちが胸焼けするくらいです。(;´▽`A``

img268.jpg

メニューも毎回豊富。
鰻重、鰻丼、白焼き、肝吸い、肝焼き、う巻き(卵焼きでくるんだ鰻)、くりから焼き、関東風、関西風…
人によってはタレがご飯にかかるのがイヤだから別々にして欲しい、などの人による
こだわりがあったりするのも面白い。
鰻といえば松竹梅くらいしか違いが無いように思っていた私に、様々な薀蓄も披露してくれます。
私の買う安価な鰻の美味しい食べ方なども掲載されていて、試してみようと思えるものも。

絵柄はご覧のとおりのあっさり目なので、鰻料理の描写は生唾者とはいえませんが、
あまりこってりした描写だとこちらが読み終わるまでにお腹一杯になってしまうので
これくらいが丁度いいかなあと。なにしろ次から次へと食べるので(;´▽`A``

img269.jpg

合間に弘兼憲史さんなどマンガ家さんや業界の方々の鰻話も掲載され、
ラズウェルさんが関西で鰻を食べまくる弾丸ツアーのリポートもあり、
もう鰻、鰻、鰻づくし!(;´▽`A``
1巻完結じゃないのも引き続きネタが続くのかと不安のタネではありますが、
たまの贅沢に鰻屋さんに行くのなら、読んでおくと松竹梅以外のメニューにも
目が行く余裕が生まれるマンガかもしれません。


試し読み1話 → モーニングHP

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