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とせい [コメディ]


とせい 1‾任侠書房 (マンサンコミックス)

とせい 1‾任侠書房 (マンサンコミックス)

  • 作者: 今野 敏
  • 出版社/メーカー: 実業之日本社
  • 発売日: 2010/08/28
  • メディア: コミック


「博打なんだよ商売なんて みんなそれを忘れてるんだ」

「俺 その出版社の社長やるからよ おめえ役員やれ」
ある日突然、組長から命令された阿岐本組の若き代貸・日村誠司。
こうなったオヤジを止める術は無い。
出版不況の世の中で、傾きかけた弱小出版社の役員となって社内を奔走する誠司。
漢字もロクに読めないヤクザが、出版社を再建できるのか―!?

週刊漫画サンデーにて連載
ヤクザ×出版会社 そして目元涼しげな侠の立ち姿が描かれた表紙―
間違いない…ネタの香りがプンプンするぜぇ!
とばかりに手を出してみたら、ドカコックの渡辺保裕氏の画じゃないですか。
そしてどうやら原作付きの漫画らしく、原作は「財前丈太郎」などを書いたベテラン・今野敏氏。
阿岐本組(あきもとぐみ)の一連の作品があり、本作以外にも学校、病院など
ヤクザが全くの畑違いの経営を握っては、任侠なりのやり方で再建していく、
というシリーズになっているようです。

その中で代貸という、組長の側にあって組長の命令の実務を取り仕切る立場の
言わば「中間管理職」の誠司が、奔放な性格の組長から発せられる指示に
呆気に取られながらも決して「イヤ」とは言えず、全くの畑違いの出版社の人々を
なんとかかんとか説得していくのです。
この時のやり方が、とにかく「気迫!」
相手を粘り強く、絡め取るように老獪に、そして決して目をそらさずにジッと見つめて
組長からの常識的に考えて無茶な命令や、次々に起きるトラブルを
一つ一つクリアしていくのです。
この辺は原作付きということで、ドカコックで見せた迫力の絵柄に
ヤクザの世界のリアリティが加わってお話としてとても面白いです。

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出版社の人々も曲者ぞろいで、特に組長と誠司が初めて会社にやってきた日、
雑誌の〆切に追われてバタバタしている片山編集長が
誠司の睨みに怯むことなく「こっちは戦争中です」と言ってのけたり
女性誌の編集長や書籍担当者など、どれもこれもヤクザに臆することなく
言いたいことを言ってくるのがいいですね~!
むしろ「いきなりやってきた素人さんは口出すな」的な職人魂を感じるのです。
現実には本物のヤクザが相手となったら、とりあえず従ってるフリして
実際は従わないみたいな、こんなに判りやすい形では少なくとも無いんでしょうけれど、
このサッパリした感じが判りやすくて私好みだったりするのです。
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