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天然戦士G [燃え]


天然戦士G 1 (少年サンデーコミックス)

天然戦士G 1 (少年サンデーコミックス)

  • 作者: 松森 ナヲヤ
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 1997/07
  • メディア: コミック


オ…オレを… 応援…してくれて…いるのか…?
―このオレを―!!


人類が地球に誕生して数十万年…
しかしそんな人類の歴史の遠く及ばぬ昔…実に三億年もの昔から「彼ら」は存在した。
現代においても「彼ら」は地球の支配者と驕る、我々の歴史の影で
我々が文明の名の下に斬り捨て、忘れていった大自然のエネルギーを
その身に宿したまま生き延びてきたのだ。
そして現代― 地球には宇宙からの侵略の魔の手が迫り、
人知れず未曾有の危機を迎えようとしていた…
「彼ら」はそれを敏感に察知し運命的な邂逅を経て、
とある高校生にその持てる超常の能力と地球の命運を託す!
そう、「彼ら」の名は 『G』―
そして天然自然の能力を駆使し、侵略者たちに対抗しうる力を持った戦士の名は「ゴキヴリマン」!
3億年を生き抜く生命力と最速のスピードを併せ持つ、最強のブラックヒーローだ…!!

少年サンデーにて連載。
ヒーロー …それは常に孤高の存在―
さて、今回は異色のヒーローモノのご紹介です。
悪の組織に改造されたヒーローは数あれど、この作品に出てくるヒーローはなんとゴキヴリ。(;´▽`A``
…あ、このマンガではゴキブリじゃなくてゴキ「ヴ」リだそうです。理由はカッコイイから。
本作は単行本の絶版の後、最近無料のWebサイト「Jコミ」にて掲載されたそうで、
バカを休み休みいうPodcastにて紹介されたのがきっかけで知りました。
これが面白い!

基本格好も性格もマヌケな怪人が毎回登場して、それを一介の高校生坂上ケンジが
金色で人語を喋るゴキヴリ 「ゴキヴリ・オブ・ゴールド」の協力によってゴキヴリマンに変身し、
なんだかんだのドタバタの末に撃退するのですが、最後はその姿ゆえに助けたハズの
人間にさえ嫌悪され、むしろ怪人扱いされて一連の騒動の濡れ衣を着せられ
「トホホー」で終わるコメディです。
バッタ姿の改造人間なら、まだその姿に憧れてもくれるでしょうが、なにせゴキヴリ。
怪人が人に迷惑をかけるから仕方なく戦いますが、ケンジは当然自分がゴキヴリマンであることは
周囲にひた隠しにしながら戦うのです。

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「念着!」
ケンジが叫ぶと、周囲からわらわらとゴキヴリたちが現われて、彼の体を覆いスーツになります。
ダメージを受けてもゴキヴリがいさえすればその傷は瞬時に回復する生命力。
しかしその機能とは裏腹に、言わばゴキヴリに全身を這い回られながら戦うということで、
無尽蔵に湧いてくるゴキヴリを活かしたその他の技の数々が、凄いんだけどなんかイヤ、という
えもいわれぬおかしみをもって描かれるのです。
一例を挙げるなら、代表的な必殺技である「ゴキヴリ・ダイヴ」は、
空中に飛び上がり敵に体当たりをかますというもので、
飛びかかられている間、敵はまるで不意にこちらに飛んできたゴキヴリの前でそうなるように
すくんでしまい動けなくなるというその原理がわかるようなわからないようなもの。
これ読んで真っ先に思い出したのが、安永航一郎さんの「超感覚ANALマン」で、
ANALマンがケツから出す必殺武器イエロー・ソードかな。(;´▽`A``
さすがにANALマンほど生理的に人を選ぶ描き方はしていませんのでその辺はご安心を。

そしてこの物語、そんな1話完結型の報われないヒーローコメディかと思いきや
それだけでは終わりません。
2巻から現われる新たな強力な侵略者・宇宙大帝シグマードたちがやって来ることで、
ドラゴンボールでサイヤ人・ラディッツがやってきた時のような大きな転換点を迎えます。
それまでのおマヌケな怪人どもとは明らかに姿かたちも雰囲気も異なり、
可愛いいたずら程度のことしかしなかったそれまでとは違って
逆らうものは殺戮も躊躇わない明確な悪が描かれ、弱っちいけどヒーローに憧れて
自分でバトルスーツらしきものを創っちゃったバルゼリオンと、魔法の国からやってきた、
どんな魔法も攻撃魔法になってしまう困った魔法しか使えないララミーと共に
シグマードたちとの死闘を演じるのです。
それまでのコメディ路線も面白いのですが、この物語後半の異様な盛り上がりようは
只事ではありません…!

img168.jpg

折角無料で拝見できますので、お時間があるならば是非ご覧になってみてはいかがでしょうか~


Jコミ → 天然戦士G
杜拓哉(松本ナヲヤさん)のblog* → 杜拓哉のホームページ
*18歳未満の方は閲覧をご遠慮ください
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