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帝一の國 [燃え]


帝一の國 1 (ジャンプコミックス)

帝一の國 1 (ジャンプコミックス)

  • 作者: 古屋 兎丸
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2011/03/04
  • メディア: コミック


僕は負けない!帝一の一は一番の一! 負けることは許されないんだ!!

「では次に 新入生代表の挨拶! 一年一組一番 赤場帝一君!!」
「はい!!」
時は昭和―
桜舞い散るこの晴れの日に、名門・海軍高等学校に入学した新入生
赤場帝一の戦いが静かに幕を開けた―!
附属中学からの繰り上がりで、トップの成績での入学を果たした彼には、ある明確な目的があった。
(一歩 一歩 登りつめて…頂点に立つ!!)
戦前から数多くの優秀な将校を輩出し、学校改革を経て現在の形になった中高一貫のこの学校で
トップになることは、すなわち明日の日本を背負って立つ政治家・官僚となることを意味する。
帝一にはそれを成す、為さねばならない理由があった。
踏みしめるように噛みしめるように登壇し、これから自分と熾烈な戦いを繰りひろげるであろう
全入学生を睥睨すると、帝一は堂々たる挨拶を披露する。
(誰にも 負けない!!)
強く引き結んだ紅い唇、みなぎる意志を秘めた瞳。
帝一の燃えるような演説は、その裡に明確な“宣戦布告”をするものであった―

SQ19にて連載。
今回は「ライチ光クラブ」など、耽美な紅顔の美少年の絵では他の追随を許さない、
古屋兎丸さんの新刊をご紹介します。

有力な政治家を排出することで、全国でも有名な海軍高等学校。
ここを舞台に今、この時代にこういうマンガを描くかぁとその独特のノリにビックリしました。
謀略、派閥、癒着、根回し…明日の日本を背負うため、帝一がありとあらゆる手段を使って
トップにならんとするマンガ。古屋さんの描く耽美な少年の絵が、じつに良い雰囲気です。

img914.jpg

この海軍高等学校は、強く政界に影響力を持った学校で、その体質も
学生らしい真っ直ぐな大志をもつ表の顔だけではなく、
それを実現するための裏の実行力―根回しや駆け引きにクローズアップしたような
シーンが日常茶飯事に行なわれています。
新入生の赤場帝一は、学校のトップ ―即ち、生徒会長を目指す為、
他の野心溢れる1年生たちと伍して、時には有力な二年、三年の諸先輩方に
取り入るなどして、生徒会長に選ばれるまでの足場固めを一歩一歩着実に行っていきます。
生徒会長になるためには何でもやる
同じ高校出身で、この高校でのたった一敗が
その後の人生に大きく影響することになった苦い経験を持つ父。
そんな親の期待も一身に背負って、少年はこれはと定めた
有力な先輩の犬にもなって取り入ろうと努力します。

そしてそんな彼には、陰から支える無二の親友・光明がおり、
「義の帝一 智の光明」
と呼ばれる二人三脚で、帝一の夢に向ってまい進していくのです。

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高校生でありながら、大人顔負けの駆け引きを行う物語。
一方であまりに利害関係の世界に染まりすぎて、
中には純粋に人徳でリーダーに選ばれる人間がいることを
認められない純粋さを持つ主人公の性格もまた、この先の展開を期待させてくれます。


古屋兎丸さんのHP → ウサギ☆ひとりクラブ
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