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少女ファイト [青春/自分探し]


少女ファイト(1) (イブニングKCDX)

少女ファイト(1) (イブニングKCDX)

  • 作者: 日本橋 ヨヲコ
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2006/07/21
  • メディア: コミック


いいんだ このままいっていいんだ
私 バレーが好きでいいんだ


失敗した―!
私立白雲山学園中等部 中学三年生・大石練は
バレーボールの他校との練習試合で 自分を抑えきれずに
思わずチームメイトを押しのけて ボールを追い 怪我を負わせてしまう
それは小学生時代にその強烈なプレイスタイルから「狂犬」と呼ばれ
チームメイトから「ついていけない」と見放された辛い …辛いあの頃の再現だった

イブニングで連載
周囲とは一線を画すバレーボールの能力を持った練
とある出来事のトラウマから自分の力を抑えるようになった彼女が
同様に 強烈な力を持っているが様々な事情を抱えている新たなチームメイトと共に
高校女子バレーの舞台で成長をしていく物語です

日本橋ヨヲコさんといえば 私は「G戦場ヘヴンズドア」を拝見したことがあるのですが
骨太な描線から描かれる ダイナミックな絵と
心の闇を抱える人々の開放という 力強いストーリーを描かれる方です
今回もまた 強烈な飢餓感を持ったプレイスタイルで
最終的に信頼していたチームメイトから見放されてしまった過去を持つ
心の闇を抱えた 新入生の少女・練が主人公です

変わり種ばかりをスカウトしてくる という私立黒曜谷高校
そこには 元いじめられっ子や 家庭のフクザツな事情を抱えている子
いつもはニコニコ明るいが とあるキーワードを聞くと人ががらりと変わる子など
これぞ日本橋ヨヲコのキャラクター!という心の闇抱えまくりな
チームメイトがぞろぞろ出てきます
しかし深い傷を持っている人は 他人にも優しくなれるものなのでしょうか
かつてのトラウマから チームメイトを押しのけてまで貪欲に勝ちにこだわる
プレイを封印していた練を 力強く励まし 支えてくれる
そんなチームメイトたちとの絆が 大きな見どころです

img335.jpg
更にヨヲコさんの逆境責めは チーム全体を巻き込んでいきます
とあることから 部員全員で「賭けバレー」に関わってしまい
それが元で練たちのバレー部は全国に「不祥事を起こした高校」として認知されてしまいます
バレー部の面々が他校の生徒達からの心無い噂や嫌がらせを受け挫けそうになるのを
互いに励ましあいながら あえて「悪役(ヒール)」であることを受け入れ
力強く跳ね除けていく話の流れが 非常に痛快!

「G戦場ヘヴンズドア」では全3巻と決して長い作品でもなかったため
ひたすらストイックに 息詰まるような研ぎ澄まされた物語が展開されていましたが
長編であるこちらは 逆境に耐えるバレー部の面々を支える人々
とりわけ各メンバーの恋模様も描かれ 自分の悩みを打ち明けあうような
もういかにも 青!春!なストーリーも出てきます
練がバレーを始めるきっかけとなった 亡き最愛の姉
その元チームメイトたちが監督やコーチとして
練達にバシッ!と道を示していくところもカッコイイ

きちんと青春スポーツモノとして押さえるべき所が押さえられた 良作です


日本橋ヨヲコ氏のHP → 週刊日本橋ヨヲコ
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コメント 2

KAI

非常に読後感が爽やかな作品ですね(まだ連載中ですが)。
文中の最後で仰っているように、監督やコーチといった「大人たち」が尊敬できる対象として描かれているので、物語に厚みがあるのかな、と個人的には思っています。
私も「雑な生き方」を改めねば・・・。

by KAI (2010-07-20 19:31) 

meriesan

そうですね。青春スポーツマンガって、世代を超えて様々な年代の人たちが関わって主人公達を後押ししてくれる図っていうのが一つの魅力ですよね~ 私も雑な生き方してますが悔い改める気配は一向にありません(;´▽`A``
by meriesan (2010-07-21 01:56) 

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