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うしろノしんでれさん [恋愛]


うしろノしんでれさん(1) (KCデラックス)

うしろノしんでれさん(1) (KCデラックス)

  • 作者: 佐藤 友生
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2011/03/17
  • メディア: コミック


オレ達の間では「好き」はただの呪文みたいなもんで意味なんかねーしな

まったく、なんでこんなことになったんだか…
「好き。―と 言え」
俺、こと軽ヶ崎トラは高校3年生…になる予定だった高校2年生。つまりは留年した。
それもこれも全ては女の子にモテるため、「不良はモテる」という友人の言葉を信じて
俺は誰彼となくケンカを売り始め、不良らしく不登校もキメた。その結果がこれだ…
そして桜咲き誇る4月。
新学期が始まって2週間。クラスで俺に話しかける者は無く…
そして、俺の隣の席に座る女子も、同様に誰にも話しかけられることなくいつも一人で本を読んでいた。
腰まで届くストレートの長い髪。整った幼い顔立ちにアーモンド型でつり目気味の瞳が、
どことなくクールで落ち着いた雰囲気を放っている…
(きっとおとなしくて優しいコなんだろうな)
そう思った俺の妄想は次の瞬間、彼女の飛び蹴りによって粉砕された。
しかもそれどころか、今日に至っては無理やり彼女に屋上に引きずられ、
(俺はその間、自分の女子の見る目の無さを100回ほど烈しく呪った)
今やお近づきになりたくない気持ちで一杯の彼女に「好き」と言うことを強要されているのだ。
「なんでだよ!?」
拒否した。断固拒否だ。アタリマエだ!
すると彼女は、今しがたなぜか俺と彼女の胸から飛び出した砂時計のペンダントに
気ぜわしく目をやりながら尚もこう言った。
「…そうしないと怖いことになる」
なんと安っぽい脅しだろうか!
それで腹は決まった。俺は俺のプライドに賭けて、それこそ雨が降ろうとヤリが降ろうと
絶対にその言葉をこの女に言うことはないだろう!
「ほう そうか…」
俺の不退転の決意を受けて、さすがに引き下がるかと思いきや、彼女は天を指差してこういった―
「ならば あれはどうだ!?」
「!!???」
それは、いつの間にか垂れ込めた黒雲と地面から飛び出した、
まるでアギトのように生える巨大な鎌―
「私たちはこの砂時計の砂が全部落ちる前に!互いの愛を確かめ合わねば!
 アレにぶったぎられるのだあ!!!」
ワケが分からない!
とにもかくにもこうして俺は、この女ことミケとの「死なない為に恋をする」
危険なゲームに巻き込まれることになったのだ―!

月刊少年シリウスにて連載。話は続きますが、今巻までの内容(3月号掲載分)で
作者の異なる作品の連載予定のため、現在は休載になっているようです。
今回の漫画はPodcast「狭くて浅いヤツら」のパーソナリティでもおなじみ
サワダシンヤさんからお勧めいただきました。
「死亡ラブコメ」
なるピンとこない帯で本屋で見かけたときはスルーしてしまったのですが、
読んでみるとこれが実に面白くて「新しい」んですよ。

主人公は女の子にモテるため、あえて不良になり、
その結果彼女ができるどころか学校初の「留年」を食らった軽ヶ崎トラ。
彼は死神と取引した、実は記憶を失った幽霊少女(後にトラがミケと名づける)に
惚れられた(彼女は断固として「ちょっと優しいな」と思っただけと主張しますが)ことで、
互いの胸から出現した砂時計の砂が落ち始めて落ちきるまでの時間内に
「愛を確かめあわなければならない」という試練に巻き込まれることになります。
と言っても、最初は形だけ「好き」と相手に言えばいいだけ。
クリアしていけば、いつかは彼女は本物の肉体を得ることができるが、
クリアできなければもろともに地獄行き、というなんともハードなゲームなのです。

img939.jpg

そしてこのラブコメのキモは、一見楽勝に見える「好き」の二文字を、試練がくるたびに
互いに意地っ張りな二人が心ならずも、相手から視線を外しながらでも
「とりあえず必要だから言う」ことになるこのシチュエーション。
トラに言われたときのミケの、ツンな表情が一瞬崩れるシーンが
もう…ズキューーン!!とくるんですよ。
いやあ…よくこんなシチュエーション考えついたな!
いつものラブコメなら「好き」の二文字を言うシーンこそが見せ場なのに、
ひとコマずらしてトラに気のない「好き」を言われた直後のミケの表情に心惹かれるなんて…
ああ…ヤバい!切ない!
そして2話目の壁にハマって下半身が埋まりながらトラに「好き」と言おうとする
3回目の試練の時のミケの一言が… いやあこれは是非読んでほしいですね。

img940.jpg

お話は更に、
やたら気が弱く、自分の噂を聴くと全てネガティブにとらえて気絶する少女・小園井環(白タマ)と
彼女の無意識の願望が生み出した、きょぬーでアグレッシブな生霊(黒タマ)、
そして校内でインチキオカルト占いをやって荒稼ぎしていた娘だが、
霊を視る能力はあるしたたか娘・小早川杏子を加え、
ぐぐっと話の拡がりを感じさせるところで終わっています。
いやあ 早く連載再開されないかなあ。

あ、各ヒロインのおまけマンガも必見ですよ。特に白タマの豚の貯金箱が…


おためし1話(会員登録してないと途中までのようです) → 少年シリウスオフィシャルサイト
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