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スキエンティア [SF]


スキエンティア (ビッグ コミックス〔スペシャル〕)

スキエンティア (ビッグ コミックス〔スペシャル〕)

  • 作者: 戸田 誠二
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2010/01/29
  • メディア: コミック


「…でもね魔法なんてないんだよ
幸せになるためにやっぱりどこかでがんばるんだ
  みんながんばって幸せになるんだよ」


スキエンティア―
「知識」「科学の女神」を意味するその名を冠した女神像が見守る高層ビル
スキエンティアタワーのある街を舞台に
近未来の科学が発達した時代で
仕事 親 病気 事故 人間関係 将来 など様々な生きづらさ 悲しみを抱えた人たちが
科学に救いを求め 最後にはその科学から卒業して自分の力で歩み始めていく
7篇のヒューマンドラマです

週刊ビックコミックスピリッツ/月刊!スピリッツにて掲載
Twitterで絶賛されていた方がいらしたので読んでみました
著者の戸田氏はヒューマンコミックの名手で
1話の「ボディレンタル」はTVドラマにもなったそうです

自殺願望のある女が 車椅子の老婆に身体をレンタルする 「ボディレンタル」
飲ませた相手に必ず惚れられるクスリ 「媚薬」
母親が死んだ娘のクローンを育てる 「クローン」
愛が見えると噂のドラッグを女子高生が求める 「ドラッグ」
それを使うと誰もが天才になれる 「覚醒機」
死期が迫った男性が 人生の最期を共に過ごした 「ロボット」
寿命が確実に縮むが鬱を即効で治してくれる 「抗鬱機」
(裏表紙より引用 一部追加)

あえて「こういった系」のマンガと括ってしまいますが
こういった系のマンガの中では比較的オーソドックスな方に入る
お話だと思います しかし クライマックスでの言葉が実に巧みで
分かってはいるんだけど 泣かされちゃうんですよね~
「死」を要素に入れてくることも多く ズルいというか…

img210.jpg
中でシチュエーション的に面白いな と思ったのは「媚薬」
これは人が好きになれなくて 付き合った女性とも長く続かない主人公が
自身でクスリを飲み 職場の女性とつきあう というお話で
えっ 自分で飲むの!? という想像とは逆のシチュエーションが良かったです
このお話でもそうですが 使い始めた後 主人公たちは
どこか冷静に便利アイテムによって変わった自分を見つめ
徐々に自分の今までを省みて 前向きに覚悟を決めていく過程が
実に丁寧に描かれていて TVドラマになったのも頷けます

王道のヒューマンドラマを読みたい気分のときは ぜひ

戸田誠二氏のHP → コンプレックス・プール
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