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さよならフットボール [青春/自分探し]


さよならフットボール(1) (KCデラックス)

さよならフットボール(1) (KCデラックス)

  • 作者: 新川 直司
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2010/02/17
  • メディア: コミック


「その身体で何ができる? 男というだけで俺は お前を超えたレベルにいるんだ」

中学2年生 男子は男らしく 女子は女らしい体格になっていく頃
小学生までは全く無かった決定的な体つきの差を乗り越え
アイツを見返してやりたい!
これはそんなアツいサッカー青春マンガです
「生まれつきの格差」をなんとか覆そうとする このシチュエーション燃えますわ~

マガジン・イーノで連載
購読の理由は このシチュエーションに他なりません
私はあまりスポーツマンガを読むことは無いのですが
「ひ弱で内気な少年が 努力して見違えるように強くなっていく!」
というあらすじはスポーツマンガではメジャーだと思いますが
「男女の差」というのは時が経てば経つほど
努力では追いつけない差になっていく点で
テーマとして実にオモシロイと思います

藤第一中学校2年 恩田希は男子サッカー部に所属する女の子
希はサッカー部に所属する誰よりも 速く 強く そして 烈しかった
しかし「女」である という事実が 誰よりも練習をこなす彼女の
今まで一度も試合に出場できない決定的な理由になっていた―

巻の前半は間もなく始まる新人戦に出場できるよう
希が様々な形で監督にアピールしていく話が続いていきます
チーム内でも抜きん出て巧い希
しかし「フィジカル」(肉体的)な面で いざというときに
どうしても男子にあたり負けしてしまう
それを補おうと そして自分がチームにとって欠かすことのできない存在になろうと
希はますます烈しく練習に打ち込んでいきます

「どうしてそこまで出場にこだわるのか?」
チームメイトの二人に明かしたその理由には
幼少時代に希の弟分のような存在だった小さな少年の
見違えるように逞しくなった姿との邂逅があったのです

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いやー燃えますなあ!いつもとテンション違いますよ!(≧▽≦)b
次巻で完結するお話だそうで 既に1巻の後半で新人戦に突入し
ライバルとなった元少年との対決が始まっています
オーバーワークによる怪我などのエピソードなどを加えて
もう少し直接対決までにこの因縁に厚みを加えてほしかった
というのが正直なところです ぶっちゃけ急ぎ足の感も否めませんが
短いからこそ ほぼどこを切り取っても良いシーンの目白押しであるとも言えます

この切ないタイトルが示唆する 話の最後はどうなるのか
希は男子とのサッカーにどういうケリをつけるのか?
次巻が待ち遠しいです


【さよならフットボール 2巻】

さよならフットボール(2)<完> (KCデラックス)

さよならフットボール(2)<完> (KCデラックス)

  • 作者: 新川 直司
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2010/10/15
  • メディア: コミック


フィジカルにとらわれていたのは― 私だ

遂に出ました、完結巻!
前巻の感想で「二人が試合で激突する前に、もっと二人の因縁のエピソードを入れて欲しかった」
と書きましたが、それらはこの1巻まるまる試合シーンで占められたフィールドの中に
全て詰め込んできました!
前巻の出会いのシーンで、かつて自分の後を付いて廻るだけだった安昭君に
男である自分が圧倒的に優っていると宣言され、見返してやろうと必死になる希。
しかし男女の体格差はいかんともしがたく、どう足掻いても安昭君との1対1で跳ね返されてしまいます。
やっぱりフィジカルの壁の前には自分のサッカーは通用しないのか…?
そんな弱気を吹き飛ばすきっかけとなったのは、二人が昔出会った頃の思い出でした。
自分がサッカーを好きになった原点に立ち返り、吹っ切っていく様は清清しく、
そのプレーに観客も、チームメイトも、そして安昭でさえ魅了されていく…
個人的に今年スポーツマンガで1番面白い!と思えるマンガでした。
いや、面白かった!
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