So-net無料ブログ作成
検索選択

宇宙賃貸サルガッ荘 [SF]


宇宙賃貸サルガッ荘(1) (KCデラックス)

宇宙賃貸サルガッ荘(1) (KCデラックス)

  • 作者: TAGRO
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2009/12/22
  • メディア: コミック


宇宙の墓場 サルガッソー
その宙域に迷い込んだら最後 生きて還れた者はいないという
そしてそれはそこに棲まう 魔女の仕業であるという

宇宙での戦闘で気を失っていたテルが目覚めた場所は
唯一の生還者だと嘯くひいじいさんの物語に出てきたサルガッソーだった
そこでテルは 自身を魔女と名乗る美少女 メウと
サルガッソーにぽっかり浮かぶ 箱庭ほどの小さな星に建つ
木造アパート「沙流我荘(さるがそう)」の住人達に出会う

月刊Gファンタジーにて連載し 完結しています
私が購入したのは2009年末に発行され新規描き下ろしを含めた新装版になります
著者のTAGRO氏が非常に思い入れの強い作品であると仰っていて
可愛らしいキャラの絵で気になったので読んでみました
めぞん一刻(古いな(;´▽`A``)のような一つ屋根の下に住む個性豊かな
アパートの住人ものに SFを足したカンジのSFラブコメですね

「諦めの悪い男の話を描いた」
と表紙の折り返しでTAGRO氏が述べているとおり
主人公のテルは 何とかこのサルガッソーから脱出しようとしています
しかしどれだけ飛行しても結局うまくいかず
とうに脱出を諦めた もしくは端から考えていない沙流我荘の住人たちの
騒がしい日々に巻き込まれていきます

風邪に似ているサルガッソー特有のウィルスにかかる話
宇宙から飛来した巨大な氷塊を迎え撃つ話など
キャラこそTAGRO氏の丸くて可愛らしい絵で描かれていますが
シチュエーションはSF小説のそれで
画も宇宙空間のベタに 細くて白い縦線が入っており
TAGRO氏のポップな絵柄にレトロSF風な落ち着いた雰囲気が漂っています

img163.jpg
一方でアパートのほうは四畳半・風呂トイレが共同
畳の下が漬物置き場になっている部屋があったり
どこかからやってきた食材で普通の日本人的食卓がでてきたりと
壮大なSF世界からすかさず こじんまりした日々のドタバタみたいな話になったり

氏の他作品である「変ゼミ」のような毒っ気はほとんど無く
今まで苦手意識があった私でも これはまともに読める(失敬!)
マンガだなあと思えました
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この記事のトラックバックURL:
ブログパーツ