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脳内ポイズンベリー [恋愛]


脳内ポイズンベリー 1 (クイーンズコミックス)

脳内ポイズンベリー 1 (クイーンズコミックス)

  • 作者: 水城 せとな
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2011/05/19
  • メディア: コミック


ああ どうしよう 頭の中が大騒ぎだ

人間は日々数え切れないほどの選択をしています。
それは「今日のお昼ごはんは何にしようか」とか「これ捨てる?捨てない?」みたいな
些細なものから、「この財布、交番に届ける?届けない?」果ては
「うん十年ローンで家買っちゃう?」みたいな一生の生き方に影響を与えるものまで。
そしてそれら脳内の葛藤を現すために、マンガではよく「天使と悪魔」の姿をした自分が
主導権争いをして喧嘩していたりします。今回ご紹介するのは、年下の男の子が好きになった
とある女性の脳内で、2人どころか5人もの自分が喧々諤々議論を戦わせるラブコメをご紹介します。

コーラスにて連載。
著者さんは「失恋ショコラティエ」で一躍有名になった水城せとなさん。
「失恋~」でも男女のスリリングな恋の駆け引きを描いていらっしゃいましたが、
今回も「恋愛」という最も心がフルパワーで回転しまくる女性の心の機微を
5つの要素に分けて擬人化してみせるという試みがなされていて、
いや凄いなと思わず感嘆の声をあげてしまいました(;´▽`A``

img141.jpg

5つの要素とはすなわち
ポジティブな心、ネガティブな心、瞬間的な感情を表す心、昔の記憶を司る心、
そして自分を含めた5人の議論の決をとる議長役だが、
自身は多数決を尊重するがゆえに大勢に流されやすい心。
姿かたちや名前もそれぞれ違っていて、ポジティブで積極的な石橋は笑顔の絶えない爽やか青年だし、
ネガティブで保守的な池田はおカタそうなおねーさん、その場の状況にすぐにコロコロと感情が変わる
可愛らしい少女の姿のハトコ、記録係を自認して、その場その場で本体の女性が体験した
記憶を呼び出すことが可能な、物静かな老紳士の岸。
そして見た目はしっかり者なのだが、あまりにも性格が違いすぎる面々に手を焼き、
突然のトラブルにも対応できない脆さを持つ議長の吉田。
合コンで知り合って心の中に引っかかっていたちょっと不思議な性格の早乙女君(23)に
偶然再開したことで、彼らは本体である櫻井いちこ(29)の心の中で
大いにモメにモメまくることになるのです。

img142.jpg

ポジティブな石橋君が強気にアプローチさせたかと思うと、芳しくない早乙女君の反応に
途端にネガティブな池田さんの発言権が増して いちこさんは落ち込んでしまったり、
かといえば数瞬あって自分に興味を示してくれたような発言が早乙女君の口からこぼれると、
目をハートにせんばかりにハトコが大感激。
それを「勘違いするとバカを見るわよ」とネガティブ池田さんがチクりと釘を刺したりと、
ぐーるぐーるぐーるぐーる まるで恋愛ゲームの主人公の選択肢を数人で集まって
選んでいる様子を眺めているような、そんな面白みがあるんですよ。
早乙女君の想いもよらない反応に全員固まって、直後に蜂の巣をつついたように
大騒ぎしながら対応を協議する一同。思わずテンパってワケの解らない態度を
取ってしまったり、それがもとで早乙女君に誤解されてしまったり…
通常のマンガでは主人公のモノローグで描かれるこのてんやわんやが、心の動きを5人に分けて
それぞれに擬人化したキャラクターの大騒ぎとして描くことで、その総体である いちこさんの
一挙手一投足が実にドラマチックになるんですね。
恋するってすごいエネルギー使うことなんだなあ。
「怒って泣き出したと思ったら、次の瞬間には笑顔になってる。女ってわっかんねーなー」
なんて、男が不可解に思う女性の感情の起伏の激しさも、この5人のやり取りを見ると
なんか納得できるような気がしてしまうのです。(;´▽`A``


水城せとなさんのblog → ミズシログ
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