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ナナマル サンバツ [燃え]


ナナマル サンバツ (1) (角川コミックス・エース 245-4)

ナナマル サンバツ (1) (角川コミックス・エース 245-4)

  • 作者: 杉基 イクラ
  • 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
  • 発売日: 2011/05/02
  • メディア: コミック


あなたなら“クイズ王”になれるわ!!

その場の誰もが固唾を飲んで見守った―
ジリジリと照りつける太陽。シン、と静まり返った屋外ステージの壇上、
その男はもったいぶるように口を開く…
「………正解っ!!」
その瞬間、一方では喚声が湧き起こり、もう一方では悲鳴とも溜息ともつかない落胆の声があがる。
それらは渾然となって どおっというどよめきの津波となり、会場全体を震わせる。
全国高等学校クイズ選手権―
私が高校生クイズといわれると真っ先に思い浮かべるのが、
夏の風物詩として毎年放送されているその番組です。
3人で一体となって勝ちあがってきた全国の高校生達が回答ボタンに互いの掌を重ね、
出題されたクイズの答えを0.1秒を争うボタンの早押しで回答するその緊張感。
本日はそんなクイズを題材にした一風変わった作品をご紹介します。

ヤングエースにて連載。
著者は細田守さんのアニメ「サマーウォーズ」のコミカライズも担当した杉基イクラさん。
初めてとなるオリジナルのマンガ作品はクイズマンガ。
タイトルの「ナナマルサンバツ」はこちらのエントリーによると、
「史上最強のクイズ王決定戦」で採用されていた形式。
7ポイント先取、3回お手つき(不正解)で失格という実力差が一番はかれる形式と言われている。

とのことだそうです。
サマーウォーズなどで青春ものを描いた作者が、クイズ番組で優勝した経験を持つスタッフを抱える
クイズ関連専門の会社・セブンワンダーズのアドバイスを受けながら作り上げたという作品は、
物語的には「よくある」パターンなのだけれど、クイズマンガという比較的手アカの付いていない
題材の目新しさと、何よりその駆け引きの面白さでぐいぐい読ませるのです。

img070.jpg

「キミもクイズ王にならないか?」
この春入学した越山 識君は、怪しげな先輩が会長を務める「クイズ研究会」の勧誘を受ける。
内気な本の虫だった彼は、同じく新入生で同じクラスのマドンナ・深見真理と出会って
その知識量の豊富さを見出され、共にクイズ研究会への入会を強く勧められる…というもの。
クイズ、という正に知識量を問われるマンガということで、ワケの解らない問題と、
そのうんちく合戦になったりするのではと期待3割、不安7割といったカンジだったのですが、
いかに素早く答えを予測し、いかに回答ボタンを他人よりも早く押すかという
「競技」として描くことで断然面白くなっています。

img072.jpg

回答ボタンに置く指の挙動であるとか、読み上げる問題文から何文字目かで
一つの答えを導き出す様子は、競技かるたを題材にした人気漫画
「ちはやふる」の“一字決まり”などと共通するテクニックで非常に緊迫感があるのです。
クイズはかるたと違って決まった回答の札がわるわけではないので
これに出題に使われやすい定型分を組み合わせることで回答ボタンの押し方と同様に
テクニック化・システム化・パターン化しているのが素直に感心してしまいます。
反射神経がニブい、やや頼りなさげな識君も、実は隠れた能力があるのはオヤクソクで、
後半でわらわら出てくる個性的な他校のライバル達の多彩さもあって、
今巻はテクニック的な部分が重点的に語られていましたが、
本格的な駆け引きは次巻から期待できそうです。
面白かったですよ。


杉基イクラさんのblog → †††††いくら亭†††††
セブンンワンダーズのHP → SEVEN WONDERS
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