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仮面ボウラー [ギャグ]


仮面ボウラー 1 (サンデーGXコミックス)

仮面ボウラー 1 (サンデーGXコミックス)

  • 作者: 若狭たけし
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2010/11/19
  • メディア: コミック


仮面ボウラーですけど…アタシの名は仮面ボウラーですけど、なにか?

『お前はたった今…“仮面ボウラー”になったのだ!』
「―いや。 アタシそーゆーんじゃないですから。」
35年ぶりに復活した伝説の仮面ボウラーの2代目は、素っ気無く言い放った。

珠谷倫子は高校2年のイマドキの女子高生。
近々クラスの友達とボウリングに行くことになり、
ボウリング未経験であることを友人に言い出せなかった倫子は
事前に一人ボウリング場で練習をしておくことに…
「へぇー…ボウリングの玉っていっぱいあんなァ」
何もかも初めての倫子、とりあえず見よう見まねで適当な玉を選んで穴に指を突っ込む。その瞬間…!
突然玉が光りだしたかと思うと、次の瞬間には倫子の顔に黒い仮面が装着されていた!
『フフフ…驚いたかね?少女よ…』
倫子の手の中のボウリング玉が、もったいぶった口調で喋りだす。
彼女はこの瞬間、かつてプロボウル会を席捲した伝説の男の後継者となったのだ!
妙にテンションの低い、本人の意思は別にして!

月刊サンデーGXで連載。
以前「本屋さんにききました。」という、漫画家が書店を巡って
店員さんにインタビューをするルポマンガをご紹介した、
若狭たけしさんのボウリングと変身ヒーローを足し合わせたギャグマンガをご紹介します。
きっかけは「本きき」以降フォローさせて頂いていたTwitterでの若狭さんの呟きからでした。
「カレシがぁ~」とか普通に言っちゃいそうなイマドキの女子高生が、ひょんなことから
“仮面ボウラー”にされてしまい、伝説のプロボウラーの再来となってほしい
喋るボール「フェニックス」と、そんなものには全く興味の無い、
終始マイペースの倫子との掛け合いが面白いギャグマンガとなっています。

個人的にはかなりレベル高いなあ…!というのが読んだ後の印象です。
1巻の舞台はずっとボウリング場。それも玉を投げるレーンの周辺のみ。
実際玉を放るシーンも非常に少ない。なのに飽きない。コレがスゴイなあと思います(;´▽`A``

お話の見所は、前半のボウリングど素人の女子高生倫子が、
とんちんかんな行動をとるのを、喋るボウリング玉であるフェニックスが
文字通り振り回される展開ですね。
アイス大好きで片手に棒アイスを持ちながら平気で玉を投げようとしたり、
フォームなんて全く知らないから、玉を宙空にほいっと放り出したり、
当然玉はピンにかすりもせずにすぐガターに吸い込まれたり…
無知なのに妙に思い切りだけはやたらいい倫子のハチャメチャっぷりと、
ツッコミまくるフェニックスとの掛け合いがいいんですよね~

お話のテンポも絵もいいのは勿論なのですが、
中でもセリフ、擬音(オノマトペ)の凄さは一見の価値ありです!
ボーリングの玉を宙空に放って、玉がレーンに激突し、そのままガターに吸い込まれていく
「ダンス ドン ゴンゴロロー…」
とか、玉がピンに当たって弾けるときの毎回違う擬音とか、
倫子の二回繰り返す、女子高生らしいめんどくさいセリフ回しとか
読んでいる最中とにかく口に出してその語感を確かめたくなるような
コミカルかつリアルなイイ表現してるんですよ~!

img615.jpg
そしてお話の後半、不意にやってくる倫子の友人二人が加わってから
一気に話のテンポのスロットルが上がっていきます。
ボウリング初心者であることを隠して一人練習に来ていたこと、そして仮面ボウラーなんて
恥ずかしい格好をさせられていること、更に正体を知られると死んでしまうらしいことを
フェニックスから告げられ、必死に「私は倫子じゃないですよ?!」と
次々と思いつきのウソを重ねて正体を知られまいとする攻防、
そして友人の一人を丸め込んだ瞬間倫子に自分の正体を白状させようと躍起になる
もう一人の友人との力関係が一気に逆転していく展開もスゴイ!

ハイスピードでギャグが炸裂する作品です。
読み終わるとかなり疲れますが、きっとその疲労は心地よいものだと思いますよw

…あと 私もファウンテン・ロスカルを触ってみたいです(;´▽`A``

若狭たけしさんのblog → 若狭たけしの。

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