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強制ヒーロー [スリル/サスペンス]


強制ヒーロー 1 (ビッグコミックス)

強制ヒーロー 1 (ビッグコミックス)

  • 作者: 宮下 裕樹
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2010/03/30
  • メディア: コミック


「…正義ってのは むずかしいな」

低下する警察への国民の信頼
それになり代わって国民がランダムに選出され
犯罪者を取り締まる制度 徴正令がスタートした

平凡なサラリーマンである青木も 徴正令によって選出され
同様に選ばれた4人の男女と共に「正義の味方」をするハメに
パワードスーツを着込み 痴漢・ひったくり・下着ドロ・車上荒らし…
様々な事件の容疑者を逮捕する
そして彼らには警察権力の行使のほかにもう一つ
その場で「容疑者を裁く」義務をも有していた―

週刊ビックコミックスピリッツ
月刊!スピリッツ で連載
正義警官モンジュを連載している宮下裕樹氏の新作です

「徴正令」という警官の代わりに事件の解決にあたる
「正義の味方」になった5人が 様々な事件を通して「正義」について悩んでいく物語
裁判員制度同様に「人を裁く」ところまで内包しているところがミソで
自分達が目の前で捕らえた容疑者を 多数決で裁く際の葛藤が真に迫ります

誰の目にも明らかな「悪人」とはいいきれない相手を
その場で自分が見た状況証拠やその場で取れたその時の証言で裁く
垣間見える容疑者の背景に彼らが躊躇い 追い詰められていく過程が見どころです

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痴漢の現行犯で逮捕した男が 涙ながらに「家族がいるんです!助けてください!」と迫ったら?
集団暴行されていた少年が明らかに傷だらけなのに「僕は何もされてません」と証言したら?
誰もが正しいと思うことをするのが「正義」なら
一体何を拠り所にして「これが正義」と判断すればよいのだろう?
特撮ヒーローでおなじみのこのテーマを 変身ヒーローではない「私たち」に置き換えることで
自分だったら… という気持ちにさせてくれ 彼らが悩んだ末に出した結論が
非常に心に残る作品でした

宮下裕樹氏のblog → 宮下板金塗装
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