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べっ、別にこのマンガが凄いから読めっていうわけじゃないんだからね! [マンガランキング2010]

年末最後を飾る一大同人誌即売会が始まり、2010年の年の暮れをコミケで感じるワタクシ。
今年もいろいろなことがありました。
さて、今年を締め括る当ブログの出し物ということで、
私なりの今年面白かったマンガをピックアップさせて頂こうと思います。
いやあマンガレビューサイトやったらこういうの一度やってみたかったんですよね!

選び方は私が参加させて頂いている「このマンガが凄いから読め!」に準拠していますが、
更にマイルールとして
「今年1巻目が出たマンガ、もしくは1巻完結のマンガ」
という条件を付加しました。
これは「このマンガがすごい!」を読んだ際、以前から名作と名高い作品が
いくつも出てくることがイマイチ新鮮味に欠けるなあと思えたからです。
このランキングに出てくるマンガの中には、皆さんがマイナーと思えるものも多くあると思いますが、
逆に言えばさくっと1冊で終わるか、続き物でもまだ巻数が少ないので入りやすいかと思いますので
本屋などでふと目に付いて思い出したら手に取りやすいというメリットが有ったりするかもしれません。

それでは前置き長くなりましたがどうぞ~

【5位】 日々ロック

日々ロック 1 (ヤングジャンプコミックス)

日々ロック 1 (ヤングジャンプコミックス)

  • 作者: 榎屋 克優
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2010/10/19
  • メディア: コミック


クソッタレな毎日にオマエの叫びを叩きつけろ!
というわけで、まずはこのROCKなマンガを挙げます。
高校生の冴えない童貞男子が、自分のバカさ加減をさらけ出し、ついでにちんこもさらけ出して
「オレはこーなんだ!こーなんだ!」
と叫び続ける。
ごめんよ オレ、気付けなくて。バカだな鈍感なんだ、オレ。
でもこれだけは知っておいて欲しい。
あんたには迷惑かもしれないが、オレは本当に真剣に、アンタが好きだったんだ…
小奇麗な恋の歌も、オシャレな曲もいらない。
そのとき思ったことを正直に、わかってくれよと叫ばずにはいられない。
若い、若いなあ… でも若いからできることだよなあ。
羨ましいなあ






【4位】 男子高校生の日常

男子高校生の日常(3)(ガンガンコミックスONLINE)

男子高校生の日常(3)(ガンガンコミックスONLINE)

  • 作者: 山内 泰延
  • 出版社/メーカー: スクウェア・エニックス
  • 発売日: 2010/10/22
  • メディア: コミック


「このマンガには2種類の人間しかいねぇ。つまり、ノリの良いバカと本気のバカだ。」

ホント ノリの良いヤツらw
この本を読んだ感想を一言で言うならそうなります。
基本登場人物たちは常識は知っているのです。
でも「あえて」それをやるのです。
たまに本気で常識のない中二病な人もいます。
でも「あえて」それに合わせるのです。
だから彼らが本気でやればやるほど、エスカレートしていけばいくほど面白い。
そんなノリが3巻になっても衰えない。
今年ギャグマンガと言ったらまずコレです!






【3位】 狼の口 ヴォルフスムント

狼の口 ヴォルフスムント 2巻 (ビームコミックス)

狼の口 ヴォルフスムント 2巻 (ビームコミックス)

  • 作者: 久慈光久
  • 出版社/メーカー: エンターブレイン
  • 発売日: 2010/10/15
  • メディア: コミック


強力なダークヒーロー。
このマンガのキモはヴォルフラムという血も涙も無いキレ者を本当に強くしたことに尽きます。
同士達の屍を積み上げ多くを喪っても、その屍を踏み越えて反攻の狼煙をあげんとする弱き者達。
人間であることすらかなぐり捨て、汚物にまみれ、泥水をすするその姿に、
私達は魅せられてしまうのです。
そして読者である私達に 「これもやった、これもやった、更にここまでやった!」と見せ、
もういくらなんでもこれだけやれば助かるだろ と思わせたところのズドーン!
が本当にやられたって感じです。
結局印象に残るのは、各話の反乱軍側の英雄達になるのですが、
なんと言ってもヴォルフラム。彼がいてこその狼の口!
彼が強ければ強いほど、このマンガは面白くなるのです。






【2位】 進撃の巨人

進撃の巨人(3) (少年マガジンコミックス)

進撃の巨人(3) (少年マガジンコミックス)

  • 作者: 諫山 創
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2010/12/09
  • メディア: コミック


ここで本家「このマンガがすごい!」1位を獲得した進撃の巨人です。
もうこのマンガはすっかり知名度が上がったので語りつくされていて、
私がこれ以上何をかいわんやという感じなのですが、
何が良かったかと言えば、それは1巻に集約されています。
人に似た体型と張り付いた表情でただひたすらに自分達を喰らおうと襲ってくる巨人達の圧倒的な強さ。
「50m級の超大型巨人の拡げた腕」などの圧倒的な体長差を感じさせる絵のダイナミックさ。
そして恐怖に怯えながらも、逃げる場所などなく、正に窮鼠となって巨人に突撃する人々の絶望感。
これほどまでに文字通りの「必死」さを感じられるマンガはそうありません。
3巻を数えて徐々に人間側の反攻の武器が揃いつつありますが、不安定さをきっちり残して
ハラハラさせ続けるお話作りはやっぱり凄いと思います。

今や本屋のマンガコーナーに行けば、決まって進撃の巨人をアピールする
超大型巨人のポップが立っているほどに有名になりました。
それに比例してあちこちで感想を拝見できるようになり、深い考察をされている方もいて
その人気の強さをつくづく感じるのですが、逆に好き嫌いが結構出るマンガなのだ
ということも分かって、実に興味深い作品だなあと思えます。






【1位】 さよならフットボール

さよならフットボール(2)<完> (KCデラックス)

さよならフットボール(2)<完> (KCデラックス)

  • 作者: 新川 直司
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2010/10/15
  • メディア: コミック


この本を本屋で手にとって帯を読んだ時の高揚感、
そして1巻を読んだ後の衝撃は今でも忘れられません。
2巻がでるのを心待ちにして、遂に出ると知った時の期待感、
いつまでも切れないクライマックスの連続でこれほどまでに
ワクワクしてアツく読めたマンガは他にありませんでした。

スポーツマンガに必ず出てくる要素。それは「才能」と「努力」。
才能あるものが一足飛びに遥か上のレベルに到達してしまうものを、
才無き者(もしくは才能がないと思い込んでる者)がその数倍・数十倍の努力をして
追いつき、才ある者を凌駕する。
才ある者がとんでもない努力をして、それでも壁にぶち当たるマンガもありますが、
いずれにしても人と争って人と優劣をつけられる勝負事にあまり接してこなかった
純文系の私にとって、この構図はとても理解しやすかったのです。
男性と女性―
第2次性徴を迎え、体格が決定的に変わっていく幼馴染の希と安昭。
かつては男勝りだった希の後ろに、弱虫の男の子だった安昭がくっついている関係だった二人が、
普通であれば成長して男らしくなった安昭に目を瞠り、
好ましくさえ思ってくれるようなシチュエーションで最悪の再会を果たしてしまいます。
この年齢になれば自然に「男子」と「女子」の区分けを受け容れて行くものですが、
それを希が跳ねつけたとき、絶望的なまでの「生まれながらの差」を体験することになる…
安昭を見上げる希、希を見下す安昭。
二人が真正面でにらみ合う1枚絵が実にこの物語を象徴しています。
「才能」という もやもやっとしたものではなく、ぱっと見た目で理解できる。
だからその後の圧倒的な男女の差に必死に喰らいつく希に感情移入できるし、
とても切ない気持ちにさせられる。
絶望的な試合の中で希が進化し、やがて想いが昇華されていく最後は、
本当に胸がアツくなります。
「ジャイアントキリング」のような高度に洗練された作戦による逆転劇も大好きですが、
話をシンプルにして一点集中で男女の差に苦悩するヒロインを描いたこちらが私はより好きです。
文句なしの1位です。


【あとがき+】
というわけで私が選んだ5作品、いかがでしたでしょうか。
「もっとキュンキュンする恋愛ものとか、ハートフルなヤツはないのかよ~(;´▽`A``」
と思われた方もいらっしゃるかもしれません。
予想はしてましたが、それを上回るほど5選という制限はキツくて、結局こんな感じになりました。
ハートフルや恋愛もので好きな作品も沢山あるのですが、それは「今年1巻が発売されたマンガ」
という制限が無ければ入っていたかもしれません。
そこで番外編として、制限無しで私がこの1年読んだ中で最近の超メジャーは抜きにして
「これは読んで欲しい!」というお薦めのものをご紹介しましたので、そちらも機会がありましたら
どうぞ読んでみてください。




ルミとマヤとその周辺

ルミとマヤとその周辺(3) <完> (講談社コミックスキス)

ルミとマヤとその周辺(3) <完> (講談社コミックスキス)

  • 作者: ヤマザキ マリ
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2009/06/12
  • メディア: コミック


北海道の大自然とあたたかい大人たちの間で育つルミとマヤの物語。
もうね、この姉妹が可愛くて可愛くて…(〒_〒)
テルマエ・ロマエがランキングに入らなかったのも、この作品の方が面白い!
という制動がかかってしまったせいだったりします。
旅行記も面白いけど、その旅行好きのヤマザキマリさんを作った幼少時代の物語は
本当に素晴らしい!続編の「涼子さんの言うことには」も併せてどうぞって感じです。


恋の門

恋の門 (5) (Beam comix)

恋の門 (5) (Beam comix)

  • 作者: 羽生生 純
  • 出版社/メーカー: エンターブレイン
  • 発売日: 2004/10/25
  • メディア: コミック


私を一気に羽生生純さんのファンにさせたバイブル的作品。
いやあ この価値観の異なる二人が常にハラハラで…(;´▽`A``
なんでもないと思った行動が、相手にとってとても大事なことでそれが原因で
どんどん酷いことになっていくこの話しの転がし方が凄い。
そしてそのハラハラ感を十二分に煽るこの独特の絵とコマが凄まじい!


EVIL HEART

EVIL HEART 完結編 (下) (EVIL HEART 完結編) (ヤングジャンプコミックス 愛蔵版)

EVIL HEART 完結編 (下) (EVIL HEART 完結編) (ヤングジャンプコミックス 愛蔵版)

  • 作者: 武富 智
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2010/01/19
  • メディア: コミック


歪んでしまった家族。母を兄から護ろうと力を求め、孤狼となった梅。
衝突を繰り返しながら、梅に何度も何度も合気道の精神を通して「絶対不敗」を説くダニエル先生。
全ての人が梅に優しくて、でも梅はそれに気がつけなくて…。
歪められてしまった梅の行動が本当に危うくて、何度も何度も最悪の事態に陥りそうになりながら
最後に迎えた大団円の感動は筆舌に尽くしがたい。



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コメント 4

きみやす

はじめてコメントさせていただきます。
きみやすと申します。

meriesan さんが1位に入れておられた
『さよならフットボール』が気になって
早速、読ませていただきました。

1巻の伏線や登場人物の感情や行動が
きちんと丁寧に2巻の試合の中で
生かされていて
すごく、良かったです。

本当に、2巻で終わるのが勿体無いような
でも、話的には2巻で終わるからこそ
輝いてるような作品でした。

良い作品を教えていただき
ありがとうございました。

あと、『日々ロック』や『EVIL HEART』も
本屋で手に取っては
購入をためらっていたので(笑)
後押しを頂いた気分です。

また、寄らせていただきます。
では!




by きみやす (2011-01-09 00:38) 

meriesan

どうも初めまして。
さよならフットボール面白かったですか!凄く嬉しいです。
そう、2巻で終わっているのはベストだと思いますね。
その代わり弟君はあんな役で終わっちゃいましたけど(;´▽`A``
EVIL HEARTは全巻集めるのが少々面倒かと思いますけど、日々ロックと同様に是非読んでいただきたいです。
コメントありがとうございました!
by meriesan (2011-01-09 02:14) 

きみやす

こんばんは

『日々ロック』良かったです!!

どの歌詞も胸に響いてきて
『新幹線は速すぎる』も
『今夜いますぐに』も良いですね。

なんか、読んでいくうちに
だんだん、アドレナリンが出てきて
(無駄に)テンションが上がってしまいした(笑)

ありがとうございました!
by きみやす (2011-01-18 23:40) 

meriesan

おお、ご覧になりましたか~
そうです、いいでしょう!?
画面から音は聴こえてこないけれど、熱気は凄く感じるんですよね。

by meriesan (2011-01-19 02:46) 

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