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カボチャの冒険 [ハートフル]


カボチャの冒険 (バンブー・コミックス)

カボチャの冒険 (バンブー・コミックス)

  • 作者: 五十嵐 大介
  • 出版社/メーカー: 竹書房
  • 発売日: 2007/07/30
  • メディア: コミック


舞台は東北地方の山の中―
著者の五十嵐大介さんは デビュー作の連載を終えた後
山奥で農業をしながら自給自足の生活を3年間されたそうです
今でも携帯電話すら持たないという氏の 美しくもリアルな自然の描写は
そういった人柄を伺ったとき すとんと得心がいきました
都会から東北に移り住んだ氏と その愛猫のカボチャ
大自然の田舎暮らしを舞台にした情感豊かな猫エッセイをご紹介します

あにまるパラダイス 月刊まんがくらぶ等で連載
いわゆる猫マンガなのですが 舞台が田舎の山奥という
珍しいマンガです
隣の家まで100m さらに次の家まで400m
山だから 虫もいれば リスもいる 蛇もいるし 熊だって出る
そんな自然豊かな土地で カボチャは五十嵐氏の心配をよそに
あっという間になじんで 日々野山を冒険しているのです

エッセイなので五十嵐氏の一人称で基本物語は進み
カボチャの様子を事細かに描いていきます
その猫の描写がやたらリアルなんです
くあっ とあくびした時に見える口腔内の様子とか舌の動きとか
猫の伸び~の様子とか 失敗したときに身体を舐めてごまかす仕草とか…
そういえばネズミを捕らえて食べる なんてペットを愛でる猫マンガでは
なかなかお目にかかれないワイルドなシーンも結構出てきます

img373.jpg
そしてカボチャと五十嵐氏とのやりとりも面白い
たまに屋根の上に昇っては「降りられないよ~」という体で鳴いて
五十嵐氏にかまってもらおうとするカボチャが
あるとき 五十嵐氏が無視を決め込んで とうとう夜に雪が降り始めても
屋根の上でじっと五十嵐氏が根負けしてやってくるのを待っていた
というエピソードなんかは 猫と人間の意地の張り合いが実に面白い

決して派手で大きなことが起きる訳じゃないのだけれど
カボチャの日々の小さな大冒険が そのユニークな性格もあって
すっと読めてしまう 面白い猫マンガでした
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