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ジャれんじゃねえ! [コメディ]


ジャれんじゃねえ! 1~最新巻 [マーケットプレイス コミックセット]

ジャれんじゃねえ! 1~最新巻 [マーケットプレイス コミックセット]

  • 作者: 粉味
  • 出版社/メーカー: 徳間書店
  • 発売日: 1987/05
  • メディア: コミック


わーっ じゃれるなバカ~!!

13年間男やもめの生活だった父親が再婚した。
母親となった女性には連れ子がいて、それが高校生の役丸にとって義理の妹となる少女
真女(まな)ちゃんだった。
しかしウキウキで待ちかねていた役丸の前に現われた母娘は、実は蛇の化身なのだった!
蛙好きで蛇が大のニガテの役丸。義妹の真女(まな)ちゃんは
役丸にガールフレンドがいることもかまわずなにかとじゃれついてくる。
可愛い蛇娘ちゃんと一つ屋根の下―
その日から蛇女の美少女と同居する、役丸の受難は始まったのだった…

少年キャプテンにて連載。全4巻。
今回は私がよく聴かせて頂いているPodcast「狭くて浅いやつら」の78回放送分より、
話題に出てきたいわゆる「妹萌え」のマンガをご紹介しようと思います。
一つ屋根の下に住む兄妹―
それは年頃の若い男女と捉えることもでき、兄は妹を「女性」として意識してしまった瞬間から、
道ならぬ恋に人知れず葛藤するようになるのです…
実際に妹や姉がいる方からすれば、それは非常に受け容れがたいファンタジーであると、
女の兄弟がいない私もなんとなく理解は出来るのですが、「義妹」となったらどうでしょうか。
どうでしょうか…って随分アブノーマルなフリをしているなと自分でも思いますが…。(;´▽`A``
ある日突然親が再婚して、義理の母とその連れ子の義理の妹ができた場合、
戸籍上は妹ですが大抵は初対面の女の子としてしか意識できないはずです。
ましてや年頃の男女ともなれば互いに強烈に意識することは想像に難くありません。
実際にはお互いがどんな人か把握するまで、その関係は実によそよそしいものになるのではと
思われるのですが、マンガの義妹は大抵スキンシップに容赦がありません。
そして今でこそ数多ある「萌え」の定番であるこのジャンルの作品が花開いたのも
この時代だったのではないでしょうか…

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お話としては、蛙好きで蛇が大のニガテという高校生・役丸に、見た目は美しいんだけど
実は蛇の化身という母親と妹がやってきた、という人外な女の子とのラブコメもの。
父とヒマさえあえればベタベタしている母のウロ子さんは、興奮すると口が耳まで割けて
蛇みたいな顔になった首がにょろ~っと数メートルも伸びるし、妹の真女は桜の幹すら容易く
切断できる蛇の鱗が手足に浮き出てきたりして、役丸は家族が蛇女であることを
周囲に悟られないよう、何かと蛇っぽい挙動や人間の常識の欠けた行動をしてしまう
真女のフォローを否応無しにすることになるのです。

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こういうラブコメでは定番の、妹とは知りつつも惹かれてしまう役丸の葛藤を煽るライバル、
スポーツ万能・成績優秀・イケメンで金持ちで、おまけに真女とは幼少時代に
結婚の約束をしていたという雄土呂(おどろ)君や、何かと役丸を巡って真女と張り合い、
感激すると頭に花がポンと咲くという ふわふわヘアーのガールフレンド・ユカ、
そして強烈なブラコンで、兄の雄土呂が好きな真女を力ずくで排除しようとするアマゾネス的蛇女
魔蛇羅(まだら)ちゃんなど、4つ巴5つ巴になった人間関係もバッチリ用意されています。
その中で自分にはGFもいるのに義理とはいえ妹であり、人ですらない真女に、
それでも惹かれてしまう役丸の葛藤。
子供っぽい愛情を示す彼女が度々うざったくもあり、かといってライバルのほうにいってしまうと
本能的に激しいヤキモチをやいて思わず憎まれ口を叩いてしまう彼の揺れに揺れまくる心が、
いざ真女がピンチになった時には迷いを振り切って妹のためになりふりかまわず
飛び出していってしまう所など、定番なんだけどやっぱりラブコメっていいなあと思えます。
運動会で足をくじいてしまい、楽しみにしていた雄土呂とのフォークダンスが
踊れなくなってしまった妹のために、彼女をおぶって雄土呂と3人でダンスを踊るシーンなんて
ホント好きだなあ。

作者の粉味さん(後に「ちばこなみ」にPNを変更)は、高橋留美子さんのアシスタント経験を持つ方らしく、
初登場時の真女の吊り目がちなところや太くはっきりした眉、紅のひかれた唇と一見して
それと判る特徴を持っています。蛇の牙も八重歯になっちゃう可愛らしさは保障つきです。
常識ハズレな真女が役丸にかまって欲しさにとんでもない騒動を巻き起こしてしまう
スラップスティックなラブコメディ。
絶版になって久しいのでなかなか手に入りづらいかもしれませんが、期待は裏切らないマンガですよ!

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ちなみに以前私がご紹介した鷹城冴貴さんも、ほぼ同時代に「くおん…」という
義妹もののラブコメを描かれていたのを思い出しましたが、
これはまた別の機会にご紹介したいなあと思ってます。ヽ(‘ ∇‘ )ノ
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コメント 2

サワダ

おおっ!まさか絵が拝めるとは!

思ってたよりも全然かわいい絵でびっくりしました。
もっと蛇らしい蛇妹だと思ってたw
高橋留美子のアシだったんですね。

普通にコメディとして面白そうじゃないか!
by サワダ (2011-06-06 14:06) 

meriesan

さすがヤスさんがお薦めするだけあってそのすれ違いっぷりは面白かったですよ!
真女やユカも可愛いし…絶版なのがなんとも惜しいです(;´▽`A``
by meriesan (2011-06-06 15:03) 

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