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トップをねらえ! [燃え]


トップをねらえ! (1) (角川コミックス・エース 341-1)

トップをねらえ! (1) (角川コミックス・エース 341-1)

  • 作者: かぼちゃ
  • 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
  • 発売日: 2011/08/03
  • メディア: コミック


…違います 勝ちたいのは今までの弱い私…
私 もう自分にだけは負けたくないです……!


2015年12月20日―
外宇宙へと旅立った人類初の超光速船ルクシオン艦隊は
突如出現した謎の宇宙怪獣の襲撃によって全滅した。
艦隊の艦長であったタカヤ提督の一人娘・ノリコは後に憧れの父の遺志を継ぎ、
宇宙パイロットを養成する沖縄女子宇宙高校に入学する。
しかし入学してから1ヶ月後には、体力はあるものの宇宙で使用する
マシーン兵器の操縦が壊滅的に下手なノリコは、父親の不名誉な戦死から
「全滅娘」とあだ名されるいわゆる落ちこぼれになっていた。
そんなある日、沖女に軍からやってきた新しい講師が着任する。
その男の名はオオタ・コウイチロウ―
烈しく、厳しい彼の前で失態を演じたノリコはたちまち目をつけられ落第の宣告を受けるが、
親友・キミコの応援と全生徒の憧れの先輩、アマノ・カズミの激励を受けて
オオタに汚名返上のチャンスを願い出る…
間近に迫った宇宙怪獣との対決。
後に人類存亡を賭けた戦いに身を投じるノリコの、これが伝説の幕開けであった―!

「努力」と「根性」!!!
…というわけで、なんとエヴァンゲリオンなどで有名なGAINAXの
熱血根性ロボットアニメの名作がコミカライズされました。
え…なんで今…?(;´▽`A``
とりあえずタイトル買いはしてみたものの、エヴァより更に昔の1988年のアニメを
今コミカライズすることに正直疑問は拭えませんでした。
帯を見ると来年2月にブルーレイ版の発売を予定しているらしく、
それを見越してのスタート…なんですかね。
今でもGAINAXのアニメ好きな方を中心に熱烈な支持を受け続けるこの作品の、
プレッシャーがかかるであろう仕事を引き受けたのは、ラノベの挿絵や「宇宙をかける少女R」の
コミカライズを手がけたイラストレーターで漫画家でもある かぼちゃさんという方。
私はいつものように(;´▽`A``存じ上げない方なのですが、物語の流れは準拠しているものの
意外に大胆にお話の演出を変えてくるところもあったりして、個人的にどうしても
辛口になりがちな原作アニメのファンかぶれである私の印象としては総じてプラスかなと思えました。
それではご紹介していきますね。

ヤングエースにて連載。
お話は突如現われた人類の敵・宇宙怪獣を倒すため、人類の最後の希望を賭けた秘密兵器
ガンバスターに乗り込むタカヤ・ノリコの成長物語です。
キーワードは「努力」と「根性」で、原作アニメではリリースとなった1988年当時にあっても
少々時代遅れとして認識されていた熱血スポ根アニメのノリや、ウルトラマンなど
特撮ヒーローをパロった演出、そして本格SFの要素などがふんだんに盛り込まれた
やたらアツい熱血ロボットものとして人気です。
夕陽をバックに特訓に明け暮れる情景を描いたり、才色兼備で天才だと言われる
憧れのおねえさまが、鉄ゲタ履いて人知れずストイックなほどの努力をしていたり
恋を経験したり、大きな心の傷を負ってそこから再生する流れがあったり…
その上で原作アニメを知っている人にとってコミカライズでまず目を引くのが絵柄ですよね。

img344.jpg

原作のキャラクターデザインを担当した美樹本晴彦さんの絵とは当然違って
やっぱり今風の絵柄で、ノリコが微妙に見た目の個性に乏しいな、とか
おねえさまことカズミのデザインが、昔のスポ根アニメ風だった髪の毛盛り盛りで
「ファサァ…」とやたらなびく一昔前のおねえさまのイメージである美樹本さんのデザインと比べると
微妙に物足りないカンジがしてしまいます。
他にも所々で生徒がスマートフォンを操作しているシーンが挿入されている反面、
先ほどご紹介した懐かしのスポ根要素となる鉄ゲタ演出は無く、
特訓に明け暮れるシーンもあっさりめ、しかし逆にアニメよりも絵・話の展開共に
ものすごく力が入っているキャラもいまして、それがノリコの親友であるキミコなのです。

img345.jpg

後に宇宙に上がり宇宙怪獣との戦いに明け暮れることになるノリコの身を案じ続ける親友として、
また、宇宙から帰還したノリコに対する重要なキャラクターとして再登場する彼女は、
アニメでの序盤では飽くまで軽いノリを崩さず、挫けそうになるノリコをなにげなく支える
役割というイメージなのですが、本作ではノリコと共通の夢をわかちあい、
挫けそうになるノリコのために一所懸命に走り回る母親か恋人かというくらいの
献身的な活躍を見せてくれます。
1巻最後でノリコを見送るシーンはもう…!
この演出はやばいだろ~ってくらい1巻を通して存在感があるのです。

アニメ1話のクライマックスとなるマシーン兵器での対決のシーンも
より紙幅を割いて描かれていて迫力としてはやっぱりちょっとあっさりめで
GAINAX的なアングルやパースといった力強さに欠けるのが残念に感じるものの、
コミックオリジナルの演出が入っていてこれはこれで…って感じでした。

img343.jpg

1巻では完全にキミコに出番をとられた感じのカズミが次の巻で
どのように存在感を増していくのか、そしてこの巻の最後の演出が
ラストでどう活きてくるのか、物足りないところもありますが見所はきちんとあります。
楽しめるんじゃないかなと思いますよ~


かぼちゃさんのblog → Monkey4
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