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ジゼル・アラン [ハートフル]


ジゼル・アラン (1) (ビームコミックス)

ジゼル・アラン (1) (ビームコミックス)

  • 作者: 笠井 スイ
  • 出版社/メーカー: エンターブレイン
  • 発売日: 2010/07/15
  • メディア: コミック


“何でも屋”ジゼル・アランがです マダム

20世紀初頭 ヨーロッパ―
アパートの大家をしている ジゼル・アランは「何でも屋」を開業する
でも お嬢様育ちで好奇心旺盛なジゼルは何かと暴走しがち
そんなジゼルに無理矢理手伝わされ いつもハラハラしているエリック
彼女を訪ねるアパートの住人や街の人たちを巻き込んで
ジゼルお嬢様の危なっかしい活躍が始まる…

Fellows!で連載
世間知らずのお嬢様が 毎回舞い込む様々な依頼に
彼女なりのやり方で少々危なっかしくも解決していく物語です
BEAMの別のマンガに挟まっていた冒頭数ページが載ったチラシで
興味が湧いたので読んでみました
コレに限らず最近は見本誌として本屋さんに冒頭数ページだけ抜き出した
小冊子が置かれていることが多くなった気がします
こういうのは個人的に非常に購入の参考になりますね

閑話休題
まず私の目を奪ったのは 街の様子や人々の服装など有態に言って「絵」です
細かいことはわかりませんが 私が好きな作家さんの一人で
恐ろしいほどの精緻な書き込みをする 森薫さんのような
しっかりと世界観が感じられる背景などが好みなんですよね~
ジゼルとエリックが歩き回る街 そこに立ち並ぶ家々の白壁の描写
部屋を彩る 蔦のような柄の壁紙 路面電車 タイプライター 人々の服装
産業革命以降の次々と新発明が花開いた時代の
この世界観が感じられるのは嬉しいところです

ジゼルの「何でも屋」には毎回様々な依頼が舞い込みます
迷い猫さがし 小さな女の子の子守り アパート探し
(これはジゼルのアパートに住むことですぐ解決しましたが)
無人の家の片付け などなど…
さすがに世間知らずのお嬢様のところに 名探偵がやるような依頼は来ませんが
それでもジゼルは好奇心いっぱいに事に当たっていきます

時にジゼルは自分の感じたこと 思ったことに沿わない内容の仕事に対しては
自分のこうだと思った方向へあっさりと舵を切ります
そこは世間知らずのお嬢様 ハードボイルドでプロフェッショナルなお話ではありません
それがうまく転がって 依頼主や周りの人の幸福になることもあれば
時に失敗に終わって エリックに「思い通りにいかないことだってあるさ」と
諭されるものもあります
この辺が若干「仕事」というより「お嬢様のおままごと」的な幼稚性を感じさせるところもあって
う~ん(;´▽`A`` というところもあるのですが 彼女の助手的な立場のエリックが
うまくサポートしていることで 物語が成り立っているようです

img328.jpg
とにかくも ジゼルの一生懸命さ 純粋さ そして正しいと思ったことを
いかなるしがらみも押しのけて…いや感じることなくやってのけるKYさ行動力と
おかっぱで 繭がハッキリしていて 吊目ちゃんで コロコロ変わる表情がとても魅力的です
この時代の雰囲気が好みな方も
背景や小物がしっかり描けているので満足できるかと思いますよ


笠井スイ氏のblog →
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