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げんしけん 二代目の壱 [青春/自分探し]


げんしけん 二代目の壱(10) (アフタヌーンKC)

げんしけん 二代目の壱(10) (アフタヌーンKC)

  • 作者: 木尾 士目
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2011/05/23
  • メディア: コミック


ハト×マダ… アリだな…

今回のマンガは個人的に首を長くして待っておりました。
遂に単行本化しましたね~ げんしけんの続編!
前作の主人公笹原君の卒業後を舞台に、新たなメンバーを加えて
「あの」荻上を会長に再スタートするげんしけん。
今回もアニメやマンガのパロディがそこここに配されたオタクカルチャーがふんだんに登場し、
新旧のキャラクターたちも相変わらず「『普通の人』とは少し違う」趣味を持つ自分に
コンプレックスだったり、プライドだったりを抱えながら同じ趣味を持つ仲間達と
わいわいやっていく姿が描かれます。
それでは早速、二代目のげんしけんをご紹介してまいりましょう!

アフタヌーンにて連載。
巻数は前作の全9巻から数えて10巻目なっていますが、
「二代目」からの巻数表記は副題で数えていくそうです(二代目の“壱”)。
あ、あれ?1巻目なのに10巻…?(;´▽`A``
と新刊カレンダーを見たときは大いに戸惑いましたが続編であることを強くアピールした
面白い付け方だなあと思いました。

さて、げんしけんをご存知ない方に軽くWikipedia的にご紹介致しますと
今回の続編の基となった「げんしけん」は、2002年から2006年まで連載された作品で、
マンガ、ゲーム、アニメ、同人誌、フィギュア、コスプレなどいわゆるサブカルチャーを
対象とする「現代視覚文化研究会」という架空の大学サークルを舞台に、
それまで自分のおたく趣味を周りの人に打ち明けられず、このサークルを知って
やってきた新入生の笹原君を主役にして、同じサークルに所属する
それぞれにサブカル好きを自認する個性的なメンバーの日々を描いたものです。
当時は美少女ゲームを原作とする、いわゆる「深夜アニメ」が次々と放映された時期で、
それに併せて秋葉原が「おたくの町」としてテレビで取り挙げられていた印象があります。
そんな中注目されだした おたく趣味を持ったキャラクター達が主役のこのマンガは、
現実の(主に美少女)ゲームやアニメ、マンガのパロディや、同人誌即売会などの
サブカル好きが数万人単位で押し寄せる大イベントなどがふんだんに盛り込まれつつも、
サブカルに興味のない「一般」の人たちや時に同じ趣味の人にも感じるコンプレックスと、
好きだから陥りがちな、時にイタい勘違いをしがちになるプライドと過去のトラウマ。
それらを各々に抱えたげんしけんメンバーの人知れない苦悩や恋愛模様を繊細に描き出し、
当時の主にサブカル好きの人々の多くの共感と支持を得るに至りました。
かくいう私も、今まで勝手に日陰者の趣味と思い込んでいた自分のサブカル好きが
なにかに認められたかのような素敵な青春ストーリーに強く惹かれ、
毎回単行本の発売を首を長くして待っていたものです。
未読の方は是非読んでいただきたいです。

さて、それでは二代目のお話になりますが
今回は前作の主人公である笹原君が卒業し、前作の最後で笹原君と恋仲となった
荻上さんがげんしけんの第5代目の会長として就任しています。
前作のメンバーの中で今でも在籍しているのは、
会長を荻上に譲った4年生で、黙っていれば巨乳のおっとりした美人だが
無類のコスプレ好きを誇る帰国子女・大野さんと、度々のKYな行動で周囲から疎まれ気味な
トホホキャラ朽木君、日本のアニメ・マンガにどっぷり傾倒し、なにかとそれらの作品の
ごっこ遊びを差し込んでくるイマイチその行動が読めないアメリカからの留学生・スージーのみ。
大学は卒業して現在は会社員だが、昼休み時には以前と変わらず部室に顔を出す
斑目さんもいるものの、やはり新しい会員が欲しいと荻上さんがパフォーマンスをしてやってきたのが
ニューカマーの吉武・矢島・波戸という3人の女の子たち。…中でも波戸さんはこの巻で
その強烈な特徴でもって、前作の主要メンバーがあらかた抜けた後を継ぐ
いかにもげんしけんらしいクセのあるヒロインとして描かれます。
それまで全く女性らしいみなりを気にせず生きてきた矢島さんも、波戸さんに衝撃を受ける形で
強く意識しだしたり、新人の3人ともBL好きの趣味で一致していたりと、
今回のげんしけんは女子のおたくをメインに据えた物語が展開していくようです。

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そして私が最もげんしけんを体現していると思う日陰者の青春片想い野郎・斑目さんが、
今回も中盤から圧倒的な存在感を見せ付けてくれます。
もうこの斑目さんと新キャラの波戸さんの第1巻だと言っても過言ではないでしょう。
やべー 相変わらず青臭くて大好きだぜ斑目…彼の一挙手一投足がこんなに萌えるとわ!
告白もせずに片想いで終わった斑目君の未練タラタラなところや、
本人は誤魔化してるつもりでも周囲にはバレバレなところとか、
面倒見の良い先輩なんだけど、自分のこととなるとからっきしな意気地のないところとかが
BL好きの3人娘達に早速「受け」認定されて妄想逞しくさせるほどに素敵なのです。

img150.jpg

前作の男性のオタクたちからカラーが一新され、女子率が大勢をしめる「二代目」ですが、
中身は相変わらずいいカンジに青春しそうな要素があちこちに散りばめられていて
前作のファンだった方も安心してご覧いただけるかと思います。
以前にも増してバラつきのあるキャラクターたちが、お互いの悩みやコンプレックスや
トラウマなどを知ってどのような変化を遂げていくのか…
今回も大期待で物語を追っていきたいと思います。


木尾士目さんの別作品 → ぢごぷり
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