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原作さん [コメディ]


原作さん (アクションコミックス(コミックハイ!))

原作さん (アクションコミックス(コミックハイ!))

  • 作者: 一條 マサヒデ:藤本 たみこ
  • 出版社/メーカー: 双葉社
  • 発売日: 2011/09/12
  • メディア: コミック


もう絵は描きたくありません。

「普段は絵を描かない人に、無理やり絵を描かせてみたら」
ということで、「4ジゲン」や「角刈りスズメ」「殺し屋さん」などで様々な漫画家さんと
仕事をされている漫画原作者・一條マサヒデさんに、自身の日常を描いてもらうという
実になんというか…編集さんの力技が光るこの企画。
最初から嫌がる一條さんを説き伏せてスタートしたものの、始まってみたら奥さんに
「なんで引き受けたの」とツッこまれるほどに1ページ目から全力でネガティブモード。
なんとか回避しようと様々な手段を駆使しつつ、可愛い子供の前ではビシッと人の道を説く
一家の家長としての苦悩を赤裸々に描き出した人生を語る一冊。
一條さんの日常系コミックをご紹介します!

WEBコミックハイ!にて連載。全1巻。
著者の一條さんは1997年に作画担当の方とのコンビ名「にざかな」名義で
「B.B.Joker」という白泉社の4コマギャグ漫画でデビューされ、
以来原作一筋でやってこられた方のようです。
そんなベテランのストーリーテラーである一條さんに作画もさせようという面白企画。
しかし一條さんがあまりに作画に後ろ向きなために連載中止の危機も訪れたそうで、
(帯の作品紹介より)それでもなんやかんやで2009年から3年越しで
単行本化されたという労作でございます。

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その嫌がり方はハンパじゃありません。
初っ端から奥さんへの愚痴から始まり、編集さんからの電話に出ないわ
果ては子供たちに手分けして描かせるわ、写真を駆使してコラみたいなコママンガを作るわ、
…そしてそれを全部マンガに描いているということは
それだけ編集さんに大アピールしているわけですからたまりません。
しかし読者としては自分が描かない為に一條さんがひねり出す
珍妙な代替案が面白いからタチが悪いw

そして一條さんには「原作者」としての顔だけとは別に、奥さんや幼いお子さんたちに対する
「お父さん」としての顔をもっています。
子は親の背中を見て育つもの…
8歳・6歳・1歳半というまだ親の言葉を素直に受け止めてくれる時分のお子さんの前では、
自分のことは遥か高みの棚の上に放り上げてでも、辛いことから逃げ出すような態度を
認めるわけにはいきません!

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オマエガイウナー

こんな感じで「お前が言うなシリーズ」と銘打たれたお父さんの苦悩が度々描かれます。
いやあ…つらいところですね。(;´▽`A``
とはいえどんなに取り繕っても子供は親のことをちゃんと見てるもんなんですけどね。

img513.jpg

それから1歳半という丁度言葉を覚えておしゃべりだした末っ子が覚える奇妙な言動も多く、
際どいセリフを連発する天然のギャグメーカーとして度々登場してきます。

img512.jpg

なんていうかタイトルの位置がまた絶妙で、コマの最後のオチで笑って
タイトル見てまた笑えるとか見せ方が巧いんですよね~
内容はほぼノンフィクションだそうで、この本を読んだ後に興味がある方は
一條さんのTwitterの該当の日付あたりを遡って
マンガと比較して読んでみると面白いかもしれません。
唐突でなにげに衝撃的な5月15日の呟きとか、リンクしているものもあって面白いですよ。


一條マサヒデさんのblog → 手抜き道

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