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月華美刃 [燃え]


月華美刃 1 (ジャンプコミックス)

月華美刃 1 (ジャンプコミックス)

  • 作者: 遠藤 達哉
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2010/09/03
  • メディア: コミック


「典範十六条 特例発動により公務代行のため巫暈支(フツヌシ)を一時貸与する」

今は昔―
月の統治者・銀后の娘 竹之内カグヤは、厳しい稽古事を抜け出しては
我侭し放題の日々を送っていた。
その度にいつも周りの者たちを巻き込んで騒動を起こすカグヤ。
しかし、カグヤが間もなく皇太子として元服するある日、
カグヤの母である銀后・フジヤが突然の病に臥せってしまう。
幼少の頃、急に厳しくなった母。
その真意を聞いたとき、カグヤは皇女たらんと初めて自覚する。
だが、この時とばかり、以前から不穏な動きを見せていた分家の梅之内家は猛然と牙を剥き、
クーデターを起こす。絶体絶命を悟った母は、娘に統治者の証たる神刀・巫暈支を授け、
月の者から穢星とよばれる星・地球へと送り出した―!

ジャンプSQにて連載
似たような新刊書籍の表紙の中で、ひと際異彩を放つこの表紙が目に留まりました。
中身をぱらぱらっとめくって、その日本の昔話のようなお話に、
SFちっくな飛行船や、竹の形をした宇宙船などが出てきて「お?!」と思って購入しました。
遠藤氏が10年前に読みきりで描いたものが、連載として描き直されたものだそうです。

お話は至極王道。
皇族の自覚の全く無い我侭姫が、ある日国を転覆させるクーデターに出会い、
国の宝の刀を持って野に下るお話。
その後姫は地球の日本の昔話のような世界にやってきて、
そこで虐げられている人々を救い、クーデターを起こした敵の追っ手を倒しつつ
国を背負って立つ覚悟に目覚めていく―というものです。

一つ特徴として、ヒロインの名前・竹之内カグヤという名が示すとおり、
竹取物語のオマージュが取り入れられています。
カグヤが地上に降ろされた際に使った宇宙船はまるで竹のような形をした船体で、
地上では竹取の翁と婆が、カグヤの導き手として若干の豪快さを加えた姿でw待っています。

そしてもう一つの特徴としては、見た目は中国の清朝のような建物郡を擁する月の都が、
宇宙船を作れるほどに文明の発達したSFチックな未来の都市の姿をしているところです。
例えばカグヤ達の住む皇宮が、明らかに昔ながらの和の建物なのですが、
カグヤの母・フジヤが倒れたときには、現代の手術室みたいな所があったり、
中国風の都の建物の間に明らかな架橋された道路があったり、
飛行船やヘリコプターまで飛んでいるデザイン…
この辺のレトロと近未来のごった煮的な世界観は、洋風ファンタジーではそれほど
画期的ではありませんが、アジアな雰囲気を持つものとしては珍しく、
心惹かれるものがあるんですよね。

img488.jpg
絵柄は実に安定して綺麗だと思います。
ただアクションシーンの迫力はもう一歩欲しいと私は思いました。
作風の問題で何ともいえないのですが、どれも綺麗にまとまりすぎているというか
タガが外れてないところが大人しく感じちゃうというか
…うーんニュアンスをお伝えするのは難しいなあ(;´▽`A``
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