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COMITIA93 同人誌感想1 [同人誌即売会]

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即売会名: コミティア93
開催日: 2010/08/29
メディア: コミック






去る8月29日。
創作オンリー同人誌即売会・COMITIA(コミティア)93が開催されました。
今回は本当に暑かった(;´▽`A``
開催時間の11時までの待ち時間中、遮るものとてない
東京ビッグサイトの炎天下の駐車場スペースで待ち続けると言う苦行が待っていました。
いや~ なんとか耐え切れましたけれど、本当に夏は
スポーツドリンクとタオル数枚は必要ですね。

さて、恒例となりました同人誌のご紹介を今回も致します。
2回に分けていきますので、お付き合いいただけたらと思います。
それでは どうぞ!

オダギリックス
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「あたし、時計」
コミティアの入場証兼サークルカタログとなっているティアズマガジンで
読者のハガキ投票TOPとなった作品です。
あや~ この作品は見事でした!
とある山間の村はずれに立つ、のっぽでアナログな時計少女のお話。
序盤のほのぼのとした、メルヘンチックな展開から
何気ない前半のやりとりが伏線となって次々と牙を剥く怒涛の後半へ―!
著者の小田桐さんのHPで物語前半が読めますよ~


JEWEL BOX
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「ダッシュ・ダッシュ!2」
「GUNSLINGER GIRL」の著者・相田裕さんの同人誌となります。
前回COMITIAで発行していた、体力有り余ってる系会長率いる生徒会の面々のお話
「ダッシュ・ダッシュ!」の続刊が販売されていました。
学祭を間近に控え、事務的な準備と平行して行われるリレーの朝練もはじめる一行。
中学野球をやっていた一本気の烏谷君と、彼を好きな小動物系の可愛い丸山さんの
近づくかに見せかけて近づかない仲は相変わらず。
加えて今回は、脇役で省エネ系を自称する三春センパイらにもスポットが当たります。
丸山さんから恋の相談に乗っているうちに、省エネ系のはずの彼女が、徐々に丸ちゃんの
恋を応援するような行動を取るようになっていったり、相変わらず一つの目標に向けて
一体になっていく体育会系生徒会の青春漫画となっております。いいなあ、青春。


下り坂道
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「何かありそうで何もないけどもしかしたら何かあるかもしれないまんが」
ニートフルマンガ「空の下屋根の中」を完結させ、新連載を始めた双見酔さんの作品です。
内容は作者と相方の女の子が出てきて、ひたすら「時間ねぇ!原稿終わらねぇ!」と
全力で後ろ向きなことを喚き散らしたり、少女にどつかれたりバトったりする四コマです。
あーあー …でも間に合いましたね。
その他には前年に発行されていたという「さきのはなし。まえのはなし。」もあり、こちらは
陸橋から道路を見下ろしていた小説家の兄ちゃんと、
自殺かと勘違いして声をかけた女子高生との恋愛マンガです。
私も陸橋の上でしばらく立っていようかと思うくらいゆったりとした良いお話でした。


海月屋
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「アンサーライフ」
極度のアガり症で、高校生活はじめの自己紹介でも気絶してしまう少年が
美人のセンパイに騙されてクイズ研究会を乗っ取ろうとするクイズ勝負に
巻き込まれるクイズバトルマンガ。
クイズ勝負ということで、有名なかるたマンガ「ちはやふる」のような
○文字目まで聴いたら、その先の答えが予測できる「決まり字」のようなものや、
問題の文章の法則性から答えを予測するものなど、「ほほう!」と思わせられる
技が出てきます。知識量勝負!ということで、クイズ研究会との勝負がある2週間までで
20000問に目を通す合宿が行われるなど、なかなかアツい展開に。
ただページ数の都合か、肝心のバトル部分では実際のクイズがはしょられて過ぎていて、
駆け引き的なところが食い足りない感じがするのは否めませんでした。
絵柄はきっちりしているし、クイズ勝負のために体育館に集まったギャラリーの視線に
晒されながら、自身のアガり症を克服していくクライマックスは、あと一押しあれば
パワーを持ったマンガになれると思いました。


125
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「マンフラ chapter1,2」 「銀輪の海」
月刊ヤングキングで「フ・ラ・グ」を連載中のマンガ家・高田桂さんのサークルです。
今回は新刊は無しという事でしたが、COMIC ZINに委託されていた既刊本を
この機会に拝見させていただきました。
「マンフラ」は、マンガ家を題材にした色恋沙汰を含めた青春マンガ。
いずれもマンガに対する強い渇望が伝わってきます。
「銀輪の海」は自転車レースに出場している主人公と、別の道に進ませたかった父親との
永い確執と和解の物語。
いずれも見せ場の盛り上げ方が非常にうまいです。
こちらは高田さんのHPでご覧になれますので、是非読んでみてください。


大作戦
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「位置原光Zの服従主義」
ティアズマガジンで紹介された1ページギャグマンガです。
可愛い女の子がちょいえっちな誘いをしてくるのを、最後のコマでうまーくハズしてきたり、
さりげなくえっちなアクション
(でもそれをしている女の子は自分の行為がそういう意味だと気付かない)
をしたりするマンガ。「ヤラレター!(ノ∀`)」という気持ちにさせられます。
決して絵の造形が上手いわけではないけれど、女の子が凄く可愛く見える、
その引き込み方が本当に上手い。


ゲンブンマガジン
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「GENBUN MAGZINE 別冊01 御巣鷹山の暑い夏」
最近フルCGアニメ化された「Cat Shit One」など、
戦争ものの作品を多く手がける小林源文さんのサークルです。
これもティアズマガジンでレビューが掲載されていたので拝見してみました。
日航123便。
終戦記念日と同時期に、史上最悪の事故となった航空機事故を題材に、
その墜落の直前の様子と、その後に遺体の回収に赴いた自衛隊員たちのお話を
ベテラン・小林さんの強烈なリアリティ描写で描いた作品です。
現場は焼け焦げた臭いと、むせ返るような腐敗した人間の臭いが混じりあい、
手足がちぎれ、吹き飛び、蝿にたかられウジが湧いた頭部を拾い上げる…。
おかしくなってしまいそうなその現場で、耐え切れずに嘔吐してしまったり
食欲も全く湧かないまま、炎天下にひたすら回収作業を行う隊員達。
凄絶でした…!
他作品も含めて、小林さんのサイトで通販が行われています。


Kingdom Come!!
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「鬱デレとプリンの疑念」
前回COMITIAのレビューでもご紹介した、鬱を患ったヒロインによる
学園ラブコメを描くふじ・きりおさんの既刊となります。
今回のヒロインは、図書委員で人付き合いが苦手で、そしてもちろん鬱病を患うヒロイン。
しかしある日、そんな彼女を受け入れてくれる彼氏が出来て以来、人付き合いを諦めていた
彼女の運命が劇的に変わっていきます。
彼氏と一緒にクラスの班に迎えられ、カラオケに行ったり机を並べたり…そんな幸福が訪れるのです。
こんなに幸福になっていいのだろうか…!ふっと過ぎった不安。
そこから彼女は突如強烈な不安に襲われてしまいます…
前回の「鬱とエロスと委員長」とシチュエーションは異なれど、話の展開は似ています。
しかしこの粗い下書きのような線で描かれる心理描写や瞳の書き込みには、
飽きさせない凄みを感じさせてくれます。
私にとっては次回作を心待ちにしているサークルさんの一つになりました。
既刊に関してはHPから辿れば、オンライン販売などをされていますので
興味がある方はどうぞご覧になってみてください。


惑星家
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「let's roll」
ティアズマガジンのレビューがきっかけで拝見した作品です。
とある喫茶店に住み込みで働くことになった少女と、その店にある旧式で隻腕のロボットのお話。
そのロボットは、前オーナーが事故で亡くなって以来、お役御免となってただひたすら
喫茶店の隅で座っているばかり。ある日ロボットが少女に話しかけたところから
似た者同士の二人が意気投合し、最後は自分の居場所を見つける物語。
絵はすっきりしていて女の子も快活で可愛いし、周りの人々も温かみがあって好きな作品です。


配布職人
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「配布職人(ハイファー)富士夫っ」
キター!w
コレコレ、同人誌といえばこういうアクの強い作品が読めるのが魅力です!
もう表紙を見てお分かりの通り、ティッシュ配りの職人、
人呼んで「配布職人(ハイファー)」の達人たちのバトルマンガです。
伝説の配布職人と言われる父に反発して家を飛び出し、「俺の配布」を究めた男・富士夫。
しかし彼のもとには父親が開いた配布の道場「神布流」から
次々と新手の配布職人たちが勝負を挑んでくるのだ!
勝負の掛け声がかかった直後に、富士夫の下でティッシュ配りをしている女の子による
配布に関するテクニックが解説され、相手を観察して効率よく、しかも決して他人に
迷惑をかけることなく配布をしていく技を知ることができるのも面白いところです。
そしてここぞと言うときには超高速で配布を行う「必殺技」もアリ!
いやーいいですよー 大好きです、こういうの!

ちなみにここでいくつかお話が読めるようなので、ご覧になってみてくださいねっ


はしくれ工房
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「トキメ・メギストス」
これまたティアズマガジンでのブックレビューに掲載されていたので拝見しました。
異世界からやってきた少女・トキメが、毎日仕事に行って帰ってくるの繰り返しで
夢もへったくれもない日常を過ごす・百万石と出会い、彼に日常のトキメキを
取り戻してもらうべくあの手この手でアプローチをしてくるスラップスティックコメディです。
ハイテンションでマイペースなトキメが滅茶苦茶キュートで、話運びもすごく達者。
現代の疲れたサラリーマンの方には、心に暖かいあれやこれやがともったり
ともわなかったりするかもですよ!(謎)
はしくれ工房さんのサイトで、現在トキメの予告マンガが掲載されているようですよ~。


札幌の六畳一間
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「怪奇探偵No.6 蠍の暗号」
昔小学校の図書室にあったようなテイストの黒い本。
ページ数はまちまちなのに、シリーズ全冊100円で販売というこだわりをもつという
一風変わった作家さんです。
これまたティアz(略) で拝見しました。
謎を見たら解かずにはいられない、名探偵役は写楽炎(しゃらく ほむら)という
ショートカットの女の子。それに後輩で空手部所属の山崎君が助手でついています。
今回の物語は強盗団スコーピオンが奪い、その後リーダーが隠した6000万円の
在り処を示した暗号を解く、というもの。
お話は単純で、本当に子供向けのような謎々を解くだけで愛憎物語とは無縁。
読んでて初めてなのに懐かしい気持ちにさせられました。


極中生活
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「君に紡ぐ物語」 「傘」
ティアズマガジンにて紹介されていました。
「青年少女を定義する。」
というペーパーを用意して、青年と小さな少女の年の差カップルに
愛を注ぐことを宣言する極楽鳥さんのサークル。
この塗りがたまりません。
少女が赤ちゃんの頃から育て上げた青年が、
やがて美しい女性となった娘に手紙を残して旅立つ切ない物語。
亡国の女王を刺客から護って倒れた男を、白い狼の姿で探し続ける女王と
とある老人の物語。
何らかの強い想いを遺して彷徨う幽霊達を、幻術使いの青年と、
幽霊や幻を消滅させることが出来る傘を持った少女が救う物語。
いずれもセリフは少なめで、時折コメディを織り交ぜつつも繊細な絵で
最後まで読ませてくれる本でした。
年の差カップルならではのいちゃつく場面とかはなく、そこは残念だったかなあと。
萌えじゃ無くてもいいので二人の絆が見えるような作品をメインに読みたいなあ。


名称未設定。
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「つばきみ」
既刊本がティアズマガジンで紹介されていたため訪ねてみました。
こちらは新刊本になります。
主人公は貴族の血を引く華のような舞台女優…のお側を務める女中。
体調を崩して伏せってから半年になる主には、毎日のように見舞いに訪れる男達がいるが
その中で主の容態だけを聞くだけで、門前で引き払ってしまう謎の紳士“男爵”が現れる。
主は教えてはくれないが、二人の間にはやんごとなき関係があるよう。
薄々感じつつも、いつしか“男爵”に惹かれている自分に気付いてしまい… というお話。
どうせ叶わぬ恋だけど、それでも少しでも恋しいお方に気に留めてほしい。
そんな切ない恋心を描いた作品です。
少し古風でしっとりした世界観と、ラストのオチにはやられました。
うまいな~(;´▽`A``



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