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COMITIA102 同人誌感想1 [同人誌即売会]

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即売会名: コミティア102
開催日: 2012/11/18
メディア: コミック








またまた前回の更新から間が開いてしまいました。気づけばもう年末(^_^;)
なんか今年は私的ランキングを考えるのもおこがましい停滞っぷりで心苦しい限りでございます。
そして大変今更感漂うのではありますが、一応年末のコミケの前に11月に開催された恒例のコミティアの同人誌の感想は上げておかねばなるまい、ということで再開のご報告も兼ねて更新してみます。
停滞していた間にもマンガは読み続けていて、ご紹介したい作品は山積み状態なのではありますが…
とにもかくにも一山づつ崩していければなあと思う次第です。
それでは第1回をどうぞ!


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「ROBODESUSI」
来年1月に「琴浦さん」がアニメ放映される えのきづさんの新刊です。
おお、祝アニメ化~
今回は童貞青年の家に妙にズレた設定16歳の恋人ロボがやってくる、というギャグ漫画。
1話でいきなりロボの象徴であるところの頭の突起物を自らもぎとって見せたり、電子レンジに先輩付けで挨拶したりと主人の淡い恋愛フラグを見事にぶち折るえのきづさんらしい毒が炸裂します。
名付けのくだりとかもうザンネンすぎるというか…w
ラストはちょっと恋人っぽいあだるてぃーな方面へフリつつも、結局めんどくさい同居人に成り下がったガッカリ感がさすが…w
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ComicZINにて通販を行なっていますよ。
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【既刊感想】
ハグレクラシ/RoseMary
ちびきし
魔法少女パラケル ぜんぶ!
どうたん!




反転空間
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「ストラテジックデリバリー」
ファンタジーRPGの定番「魔王と勇者」を題材に毎回ひねりの効いたドラマを描く反転邪郎さんの新刊は、宅配便に化けてまんまと難攻不落の魔王の城に侵入したデリバリー勇者と女魔王との直接対決!
ファンタジーな定番の魔王の城に堂々トラックで乗り付ける絵柄もシュールなら、単に魔王を欺くための変装にとどまらない宅配業者LV99の技の数々とトラックの荷台に潜む必殺の軍勢で魔王を強襲する展開は
「…でもそもそもファンタジーにトラックて…(^_^;)」
と冷める間もなく力技で一気にラストまで運ばれてしまいます。
オチはなんていうか(良い意味で)「ヒデエ…w」と一笑いさせてくれるコメディですよ。
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とらのあなで通販が開始されています。
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【既刊感想】
勇者育成講座/磨王と勇者はかくありき/霊ビ部屋
首無し勇者はかくありき




赤い牙別館
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「放課後ソルジャー」「放課後ソルジャー2」
「ライドバック」などでご活躍されているカサハラテツローさん他数名のメンバーが名を連ねる合同誌「赤い牙」に参加されている「染盛はまだか」「ハングアップ」「戦略機甲麻雀遊具ガンタック」などを描かれた清田聡さんの個人誌。
昭和の時代のミリタリープラモ好きの小学生2人を描くジュブナイルもの…と言えばいいのかな。
タイトルの通り放課後学校から帰宅したら真っ先に2人で大好きな戦車のプラモを作って遊んだり、すっかりドイツ・アメリカ軍兵士に成りきって自転車にダンボールで作った戦車の箱をかぶせてごっこ遊びに興じたり、清田さんの子供時代なのかなあと思わせるなんともノスタルジックな小坊が描かれます。
子供でも手軽に入手できる爆竹に興奮して要らない戦車プラモを爆破して悦に入ったり、かといえば他の家の子供同士のいざこざに親同士がやり取りをしている会話を、解らないながらも本質を感じ取っていたり、なんかこう…自分の子供時代を思い起こさずにはいられないリアリティが好きです。
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マイカタ工業ein
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「移動性遺伝因子」
書店員所属絵描きのたかみ弌さん(男)とIT会社所属絵描きのマイカタさん(女)のわがまま同棲四コマ本シリーズ。
前回のラストからついに同棲生活の終焉が示されて、この先どうなってしまうんだろう…と思っていたものの今回もいつものように机を並べて販売されていたのでまずは「ほっ」としたり(^_^;)
同人誌の方も前半がマイカタさん、後半がたかみ弌さんで8ページずつ描いたいつもの体裁で中身もいつものお二人のやりとりが描かれます。けれど意外にも離れ離れになった二人のそれぞれの生活が描かれているわけではなく、前半のマイカタさんのパートでは自身が実家を出て一人暮らしをはじめるに至ったお話から たかみさんと同棲するに至るまでの思い出がメインでなんかしんみり…
たかみさんのパートではいつものお二人の同棲生活での何気ないやり取りを描かれていて一瞬「あれ?結局同棲まだしてるのしてないの?」(^_^;)と思わせるくらいいつもどおりな雰囲気なのが再びほっとします。
最後には同棲を解消した後の二人の変わらぬやり取りが描かれていて、「同棲生活解消!」で身構えていたこちらの肩の力が抜けいつもどおり楽しめました。
どうせいシリーズは総集編の作成も予定されているようで、そこで一区切りなのですかね。
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【既刊感想】
かたくり総集編
どうせいというんだ
机上の爪あと/どうせいつかは/しょてま[本と付録と特典と]




すこやかペンギン
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「お手元のフリップにどうぞ」
不意にどこからか自分の手元に現れる白紙のフリップ。
そのフリップに3分以内に願いを書けばその願いは叶うという…
「とびだせどうぶつの森」のコミカライズなどを手がける ふかさくえみさんによる8月に発行したこの作品は、今回ティアズマガジンで読者によるハガキ投票1位になった作品です。
「なんでも1つ願いが叶うとしたらどうする?」
というシチュエーションは決して珍しいものではありません。
けれど思い悩んだ末に出した結論には、その人のそれまでに背負った後悔や満たされない思いと、その願いが叶えられた先の未来への希望がぎゅっと凝縮されています。そんなその気になればいくらでも悶々と悩んでしまいそうなそのシチュエーションに、3分という制限時間を設けることで軽やかさを出した3本の短編。
ぱっと思いつきで書いてしまうほど短くもなく、かといって長期的に様々な角度から自分が最も満たされる最良の結論を出すには長くもない3分間。浅すぎず深過ぎない時間だからこそ、その結論には邪念の無い純粋な願いが込められていて素敵。中でも「もう願っちゃったあと」からスタートして軽く後悔してるヒロインの物語が結構好きかな。
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通販はComicZINにて取り扱っています。
同じくZINで扱っている今回の新刊「教室で待ってる」も ふかさくさんのスコシフシギなシチュエーションが光る良作でしたよ。
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【既刊感想】
さよならパンプキン/K・A・M
あめ玉オクテット




だるらぼ
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漫画の中の同人誌即売会(コミケット)
タイトルのとおりマンガの作中に登場する同人誌即売会のシーンを集めて紹介した同人誌です。
少し前にアキバBlogなどで紹介されて話題になっていたのに興味が湧いたので今回購入してみました。
漫画の中に同人誌即売会が描かれるのを見たのは、私が記憶する限りでは「げんしけん」が初めてだったのですが、それを見たときはなんというか一般の商業誌でよくぞ「オタク」の集まる…言ってしまえばある意味日陰者というか「アングラ」な即売会を描いたなあと少なからず衝撃を受けた記憶があります。同時に青年誌の懐の深さも勝手に感じたりして(^_^;)

それはさておき、今となっては主人公がマンガ家志望だったりただのファンだったりオタクキャラに巻き込まれたりするのはモチロンのこと、同人誌即売会の中で売れっ子同人作家として成り上がることそのものをお話の主軸に据えるマンガもあったりして、その描かれ方の多彩さ、即売会のどういう面を切り取って描くかということの多様さを紹介してくれる非常に興味深い本です。
紹介作品は商業誌で発表された作品で、かつ単行本にまとまっていて成人系を除く実に70作品。
前述の大学デビューをきっかけに濃いオタクの世界へ踏み入った主人公とそのサークルの仲間たちを描く「げんしけん」はモチロンのこと、プロのマンガ家の熱い生き様を描いた「吼えろペン」、他にも「ハヤテのごとく!」「デンキ街の本屋さん」「大同人物語」「コミックマスターJ」「おたくの娘さん」などなど…中でも凄いなと思ったのは、はみ出しコラム的にまとめられ作品数には数えられていない「ほんのちょびっとだけ即売会シーンが出てくるマンガ」も抜け目なく紹介されているところですね。 ほんのちょろっと出てくるだけなので、既読の作品であっても「言われてみればこの作品にもあったっけ」みたいに気付かされたりして、その情報収集にかけた労力たるや測り知れません(^_^;)

img987.jpg紹介記事は1ページに1、もしくは上下段の2作品。
作中での即売会の名称が紹介され、作品解説にはそのマンガの何巻のどのへんに即売会が描かれているかの情報の他に、作中での即売会の雰囲気がどうであるかとか、作画上の細部まで描き込まれた部分を目ざとく指摘したり、モデルにされたと思われる実在の即売会と比較してどこをマンガ的に強調して描かれているかなど「研究本」と言うにはあまりにも読みやすいレベルに留まる文章量で、1ポイントで採り上げる部分がいちいち面白いんですよね。
同人誌即売会に通ってる方などは引き込まれること請け合いの本だと思いますよ。


書店での委託はComic ZINで扱っているそうですが、この記事を書いている11/26現在は売り切れになっているようです。
冬コミでも参加される予定があるようなので、即売会に参加できる方は立ち寄ってみてはいかがでしょうか。



東京大学漫画調査班TMR
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「コミック誌158選」
現役東大生の漫画好きサークルが毎回頒布しているコミックレビュー本の特集もの。
サークルメンバーに割り振って人海戦術で成人誌以外の市販されている商業コミック誌を全て読破&レビューしようというものすごい企画。その数実に158!w
週刊・月刊・隔月・季刊と刊行タイミングはそれぞれあるけれど今そのくらいの雑誌が出回ってるんだなあ。
ジャンルは少年誌・青年誌は言うに及ばず、ボンボンやちゃおなどの幼年誌、実話系などのコンビニでよく見かけるものから釣り、ゴルフなどの専門性のあるものまで。
併記された発行部数を見るにつけこんなジャンルで漫画誌つくっちゃうんだ!という驚きに圧倒されてそれだけでまず面白い。(^_^;)

img990.jpgレビューは各漫画誌に2人ずつ担当が付き、絶賛・辛口含めたTMRらしい純粋消費者の容赦のない紹介。
そして調査した月の漫画誌の目次を掲載して、面白さに応じたマークをつけたり「今号のイチオシ!」漫画をピックアップしていてこんなマンガがあったのかあと基本漫画誌を買わない私にとってはそのバラエティさに鱗どころか角膜を落とす勢いです。
そしてちょっと読み疲れてきたかな~…?というタイミングで挿入されるTMRメンバーのおバカなコラムも面白くて良い箸休めになっているという心憎い構成。さすがに一気に読もうとすると1日コースのボリュームがありますけど、年間ノベル読破数平均1,2冊という活字苦手な私ですら一気に読めてしまいました。
しばらく単行本出てなくて忘れかけていたマンガ家さんの名前が意外な雑誌で見つかったりして、個人的にはかなり嬉しい発見の多い同人誌でした。
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それにつけても中には全く興味が湧かないジャンルのマンガ誌もあるというのに、単に「好き・嫌い」の感想を言うだけではない真摯なレビューには本当頭が下がります。。(^_^;)

通販はコミティア公式ComicZINとらのあなタコシェまんだらけメロンブックスで販売中です。

【既刊感想】
TMR第68回調査報告 コミック★ロックシューター

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