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C83 コミックマーケット 同人誌感想1 [同人誌即売会]

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即売会名: C83 コミックマーケット
開催日: 2012/12/29-31
メディア: コミック








あけましておめでとうございます!
今年のはじめは昨年の晦日に行われたコミケの同人誌感想からスタートです。
仕事替わってから正月1日が休めるようになったので早速同人誌をぼちぼちと読んでおります。
コミケの同人誌レビューはC80回目以来なので1年半ぶりとなるんですね。
やったりやらなかったりですがぼちぼちとやっていこうと思います。
それでは第一回目どうぞ!

まつすた
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「うさドロ原画集」
亡き祖父が遺した隠し子・鹿賀りん。
突然の発覚、そしてりんが幼い少女であることで集まった親戚連中が困惑する中、行き場の無いりんを引き取ったのは30歳の独身男・河地大吉だった…。
小学生になるかならないかくらいの少女を仕事と両立して育てることになった大吉と、父(大吉にとっては祖父)が亡くなったことで望まれぬ子として親戚中からも居場所をなくしたりんとの心の交流を描く宇仁田ゆみさんの代表作「うさぎドロップ」。2011年に放映されたアニメの原画集が発売されていました。
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いわゆるイラスト集的なものなので、アニメに詳しいわけでもない私がコメントできることは少なく、しかもありきたりなのですが、やはり人物の動きが細かく再現されていて凄い観察眼だなあ~!というのが一番の感想です。
りんちゃんが両足のスリッパを少しもたっとしながらぬぐアクションとか、大吉が会話していたケータイの切ボタン押して、切ったあとの画面を確認するところとか、りんちゃんがこちらに笑顔を向けながら跳ねるような動作で遠ざかっていくシーンの髪の表情とか。ああこんな動きしてるしてる!って思うんだけど、当たり前の挙動を意識して描けるアニメーターさんはやっぱり職人だなあと思いますね。
もちろんりんちゃんの可愛い表情や、りんが絡みつくのをぬぼーっとした表情で受け止める大吉の挙動とかも収録されていて凄いなあ細かいなあとアホみたいに感心しておりました。
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このテのアニメ原画集の同人誌としては500円という金額設定も破格に安かったです。
書店への委託も再販も行われないというのは残念ですが、もう一度アニメを観返したくなる内容でした。


ANIMAL SERVICE
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さなはま
昨年末に単行本1巻が発売されたコミック「真田と浜子」。
デブ男・真田と、デブ専であけっぴろげで色気ナッシングの浜子のシモネタっていうかあけすけな性生活が笑いを誘う良作です。単行本が面白かったので作者さんのスペースに伺ってみました。
内容は一言で言えば真田と浜子の宣伝マンガ。
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二人がいつものだら~っとおかしい掛け合いをしながら単行本をプッシュします。
内容が内容なので基本舞台は部屋に固定されるのですが、唯一二人が屋外に出た回が実は…という裏話(?)風のネタもあってむしろ単行本読んだ人得な内容だったかなと。
とにもかくにも「読もう!『真田と浜子』!!」

真田と浜子 1 (リュウコミックス)

真田と浜子 1 (リュウコミックス)

  • 作者: ハイソン ヤギ
  • 出版社/メーカー: 徳間書店
  • 発売日: 2012/12/13
  • メディア: コミック




ENOKIX
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琴浦さんmaniacs
いよいよ今月TV放映される「琴浦さん」の著者・えのきづさんによる記念同人誌。琴浦さんのショートストーリーが2本収録されています。
相変わらずエロ妄想する真鍋くんと、心が読めてしまう能力を持つがゆえに反応してしまう琴浦さんがイチャつく甘々な話に、二人が所属するESP研究会の面々とMMORPGをした時の一幕。
MMORPGの回は折角心を読まれないゲームの中なのに、真鍋クンの心と身体が直結してるせいで結局琴浦さんにケーベツされたりして漂うザンネン感が「琴浦さん」らしいなと。
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ページ数は少ないながらも2月に発売される琴浦さん4巻の単行本作業やら何やらで超多忙な中、描くんだどっこいしょーっ!!!と新刊を出してきたえのきづさんの根性が凄いな~
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琴浦さん特設サイト

【既刊感想】
ハグレクラシ/RoseMary
ちびきし
魔法少女パラケル ぜんぶ!
どうたん!
ROBODESUSI



すこやかペンギン
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おいしい毒味
ごく普通の家庭の女子高生・飯生タツキ。
けれどタツキが高校に進学したその日に親に紹介されたその同い年の女の子は「毒味役」の鈴城山吹。
実は飯生家は人違いの毒殺や誤飲など、食が原因で次々と亡くなる家系であった為、こうして代々「毒味役」として鈴城家の家系の人間が毒味役をするのだという。
けれど同い年の娘に一切の危険を引き受けてもらって守られることも、また予めチェックされたものを食べる待遇にも我慢ができなくなったタツキは…

「とびだせどうぶつの森」のコミカライズなどを手がけるふかさくえみさんのサークルです。
3月末に新書館から遂にふかさくさんの初単行本が発売になるそうで、なんともめでたい!
…ていうかまだ出てなかったのか、と意外なくらいです(^_^;)
今回の新刊はとにかく食べ物運が無い家系に生まれたタツキと、彼女を護るべくやってきた山吹さんの20ページほどの短編。
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一方的に守られる立場になったタツキさんが、護る者・護られる者というその主従関係をちょっと近いものに変えるというふかさくさんらしいほわんとする物語。この先好きな男の子とのデートでも山吹さんがついて来たらどんなことになのかなんて先を想像するとちょっとおもしろい余韻のあるお話が良い感じです。
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【既刊感想】
さよならパンプキン/K・A・M
あめ玉オクテット
お手元のフリップにどうぞ



腐食金属
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「駄菓子屋あんず堂」「逢魔が刻」
昭和ノスタルジー漂う雰囲気とヒロインの杏さんが好みで購入してみました。
とある田舎町「大曲町(おうまがちょう)」を舞台に、駄菓子屋の店主をする不思議な女性杏さんと、幼少の頃この町で育ち、里帰りして記憶の中のままの姿の杏さんと再開したマンガ家の青年・餅太郎のノスタルジーと淡い恋心的なものが込められた物語です。
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ちょっと吊り目気味で絶対領域があって、年寄りみたいな口調だけど年下の少女のような見た目のまま年取らないミステリアスな女性…ってあざとさを感じつつも、昭和レトロの雰囲気が非常に良くて、特に立ち読みで拝見させてもらった「逢魔が刻」の冒頭の小学生が放り投げるランドセルと割烹着着た和服美人の母親、そして町中を走る路面電車(?)などかっちりしっかり描き込まれていて単純にキャラ萌えマンガじゃない実力の高さを伺わせます。
一方で心理描写的に少し表情の変化が乏しいかなと思うところはあるけれど、雰囲気とのトレードオフになりそうなので迷いどころ。日暮れには真っ暗になって何か出てきそうな昭和の雰囲気は繰り返しますが非常に好き。

ComicZINに1冊卸しているみたいです。1冊完結形式のお話のようなので気になる方はいかがでしょうか。
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マイカタ工業ein
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「どうせいというんだ総集編」「チカンにピンチだ かなこチャン」「ボドゲカイ~レッドドラゴンインを遊ぶ」
マイカタさんとたかみ弌さんの同棲生活の軌跡が総集編として1冊にまとまりました。
今回のお目当てはズバリコレ。
常に楽天的で大雑把だけど人懐っこいマイカタさんと
背が高くて生真面目で、でも脆いところも持っているたかみさん
対照的な二人の同棲生活は言葉にしなくても通じ合う二人のコミュニケーションを眺めているのがとても楽しい作品…だったという印象が強かったのですが、1冊にまとめて通して読むと意外と我慢できずにたかみさんが爆発することも度々あって、他人と生活を共にすることの良い所も悪い所も隠さず誠実に描いていたんだなあという印象が強く残りました。
恋愛漫画のように二人が正直な想いを告白しあってスッキリ解決!となることはまず無くて、ムッとしたままのたかみさんが静まるまでマイカタさんがそっと刺激しないようにやり過ごしたり、爆発してしまったあとも特に作品内でフォローもなく「怒っちゃいました」で終わっているところとか、何でもかんでも竹を割ったように相手の全てを受け止めることなんてない、家族に対する接し方に限りなく近い雰囲気なのがなんかリアルで、だからこそ面白いなあと。
そう思うとマイカタさんが東京に引越し、たかみさんが地元に残る決断をしたあとも、互いに全く感傷がないわけはないのだろうけれど、意外に涙が無いのがなんとなくストンと胸に落ちてきて、そういう深い人間関係もいいなあと思うのです。
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「チカンにピンチだ かなこチャン」はモバゲのアイドルマスターシンデレラガールズに登場するヒロインの一人・三村かな子ちゃんが電車内でチカンに遭ってあんなことやこんなことされるコピー本。
どうもムッチリ系アイドルなのだそうで、マイカタさんの絵柄がその魅力をより強調したカンジになっていて良い感じでございます。18禁で痴漢電車とくればまどろっこしい前後の話無しに初っ端からエロいのも個人的には好ましいところ。
マイカタさんの18禁ものって初めて読んだのですごく意外で思わず手にとってしまいました。
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「ボドゲカイ」はバイト仲間の4人が「レッドドラゴンイン」というボードゲームをプレイする、というシチュエーションの作品で、ここで描かれる4人の男女のワイガヤ感が良い感じです。
私はこのゲームを遊んだことはないので実際のカンジはわかりませんが、プレイのノリの良さを損なうこと無く遊んでる様子を描ききれている点はいいなと。相手に対して送ったペナルティカードに対して、対抗するカードを出す流れとか、丁々発止のやり取りは少ないページ数ながらいくつも出てきています。
でも個人的に一番好きなシーンは、家に届いたボードゲームの箱を早速開けて、仲間と遊んだ時の楽しさを想像しながら一人プレイする場面だったりします。
旅行前の準備だとか、ゲームを買って家に着くまでの間とか、プレイする前の楽しい想像が一番楽しいんじゃないかなあと思ったりするもので、そんなシーンを挟んでいるところがさすが たかみさん!って感じです。
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【既刊感想】
かたくり総集編
どうせいというんだ
机上の爪あと/どうせいつかは/しょてま[本と付録と特典と]
移動性遺伝因子


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