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Dの魔王 [スリル/サスペンス]


Dの魔王 1 (ビッグコミックス)

Dの魔王 1 (ビッグコミックス)

  • 作者: 柳 広司
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2009/08/28
  • メディア: コミック


スパイの工作一つが戦争の引き金となる
戦争とは… 見えない幽霊たちの化かし合いか…


昭和12年秋 陸軍中枢部の多数の反対意見を押しのけて
結城中佐の提案でスパイ養成学校“D機関”は設立された―
原作は「ジョーカー・ゲーム」という柳広司氏の小説
「このミステリーがすごい!」2008年度2位に選ばれた
D機関の「魔王」と呼ばれる結城と
そこを卒業したスパイたちによる諜報活動を描いたスパイミステリーです

週刊ビッグコミックスピリッツで不定期連載

私が拝見した1巻では原作の表題作である「ジョーカー・ゲーム」
そして「ゴースト」 の2編が収録されていました
スパイといってもスパイアクションではなくミステリ
ターゲットに気づかれずに近づき 最期まで気づかれずに
任務を終えて去っていく そんなリアルなスパイものとして非常に面白い作品です

第一話の「ジョーカー・ゲーム」では
陸軍中尉・佐久間が D機関を煙たがる武藤大佐の命令によって
D機関との連絡係という名のD機関を探るための「スパイ」に任命されるというもの
「信義」を重んじ「仲間」「信頼」という言葉を美徳とする彼が
D機関を訪れ そこで行われているあまりにも異なる世界に驚嘆したり
「天皇制」自体の是非を論じ合う様子に怒ったりと
当時の日本 特に軍の様子と対比することでD機関の特異性が際立ちます

そして第二話「ゴースト」ではいよいよD機関を卒業した
とあるスパイの本格的な活動が描かれます
要人暗殺計画に加担していると目されている
イギリス総領事館のグラハムに近づき その情報のウラをとるというもの
決して相手に気取られることなく 調査していく様子がシブいです

img224.jpg
スパイアクションのような派手な立ち回りはありませんが
霜月かよ子氏の艶のある描線で描かれる美しくも能面のような表情の
スパイたちの姿がかっこよく 原作自体に触れたことはないのですが
きっと非常にマッチしたコミカライズ作品なのだろうと思えます


霜月かよ子氏のHP → Shimotsuki Kayoko Website
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