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1/11 じゅういちぶんのいち [青春/自分探し]


1/11 じゅういちぶんのいち 1 (ジャンプコミックス)

1/11 じゅういちぶんのいち 1 (ジャンプコミックス)

  • 作者: 中村 尚儁
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2010/12/03
  • メディア: コミック


世界で一番のチームの1/11になりたいんです

間もなく高校への進学を控える少年・安藤ソラ。
小学生の頃は得意のドリブルでエースと呼ばれていたが、
中学では思ったほど伸びず、自分の才能に限界を感じていた。
そんなある日、中学生で女子日本代表の若宮四季との出会いが、
ソラのくすぶっていた情熱に大きな変化をもたらす…!
今回はサッカーを題材にしたとある青春連作短編マンガをご紹介します―

ジャンプSQにて連載。

ハッ とさせられる緑―
覆いかぶさるように茂る、緑の天蓋。
ところどころ柔らかな木漏れ日が降り注ぐその道には
真っ白なジャージに部活動のものであろう肩掛けの大きな鞄を提げ、
両手をポケットに突っ込んで微笑む少年。
彼の視線の先、手前側には学校の制服であろう白いブラウス姿が眩しい
サッカーボールを持つ少女。
…少年の方を向いている少女の表情は判らないが、
きっと少年と同じように柔らかく微笑んでいるのだろうか。
そんなことを想像させる印象的な表紙。
背景が物語を表す明確なメッセージになっていて
中に収録された2枚のカラーピンナップと共に、背景巧いってすごいなあ~…と思わされました。

サッカーを題材にした3篇の物語が収録されている本作は、
それぞれが読みきりでありながら共通したキャラクターが登場して
続けて読むと一つの物語になるよう構成されています。
とある高校サッカーチームに関わる少年・少女達の青春群像劇というのが当てはまるのかな?
毎回主人公が代わり、前の主人公が今回の主人公に影響を与えたりして
それ単体でも楽しめるけれど、単行本としてまとめて読むことで深みが増す構成は、
読みきりなんだけど、連載マンガと同じく単行本向きなんだと思いますね。

それぞれの主人公は、毎回異なるテーマで描かれていて
「才能と努力」とか 「部活動を巡った親との対立」とか 「カッコは悪くても好きなことに一途な姿」とか
各話の主人公達が直面するサッカーを巡る出来事にバリエーションがあって面白い。
そしてどのお話も、最後は表紙と同じく「キラキラ」して青春の清清しさを感じるものになってます。

img636.jpg
惜しむらくは―これは1話完結という性質上仕方の無いことなのでしょうが―
若干物語の進行が性急な印象を受けます。
主人公の今までの境遇をかいつまんで伝えるために、モノローグ主体の過去話とかが
毎回挿入されるのがワンパターンに感じちゃうかなあと。
物語の展開も何となく読めちゃって、意外性で言えば同時収録されている
アフタヌーン四季賞の佳作受賞作の別の物語「エロメガネ男子×女子」の方が上かな。
でもベタな展開でも押し切っちゃえば勝ち。
途中のモノローグ多様なのををなんとかすれば、絶対クライマックスでは泣けるハズ。
そういう意味で、この先に期待が持てる作品です。

別のお話ですが、ネットで検索したら出たので著者の作風の参考までに…
新人マンガRedグランプリ シルバー受賞作 → ストライカーは走れない
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